立憲民主党は1月24日、第217回通常国会開会にあたり両院議員総会を開きました。野田佳彦代表は「この通常国会を参院選の勝利、躍進につなげていきたい。衆参力を合わせて存在感のある国会にしていこう」と述べました。

 臨時国会では政策活動費の廃止など、一定の成果を出すことができたと述べた野田代表は、「この通常国会では、より多くの成果を上げられるように頑張って、参院選の勝利、躍進につなげていきたい」と述べました。

 予算案については、「予算審議の前に、安倍派の会計責印者の参考人招致の実現を図る。その上で、115.5兆円という史上最大規模の予算だ。納税者の代表であるという自覚を持って、この総予算を全部、しっかりと厳しくチェックしていく。そこで無駄を見つけたならば、われわれが議員立法を出している学校給食の無償化などにしっかりとあてていく。責任ある態度で提案をしていく」と強調しました。

 また野田代表は、「企業・団体献金の禁止については、この制度設計にわれわれの主張が通るように頑張りたい」「裏金問題の実態解明が十分ではない。国政と都政とで連携しながらウミを出していきたい」「後半国会では選択的夫婦別姓などの問題が出てくる」などと述べた上で、「最後まで150日間、衆院・参院の力を合わせて存在感のある国会にしていこう」と力を込めました。

20250124_133604_01.JPG

 小川淳也幹事長は、(1)2025年党大会について(2)自民党の地方の裏金調査(3)参院選候補の一本化——などについての報告等を行った上で、「この国会でも大きな変化が起きると思うし、起こさなければならない。都議選、参院選を通して有権者の審判をいただくということを肝に据えてあらゆる対策を進めていく」と話し、各議員の持ち場、各地域での活躍と貢献をお願いしたいと述べました。

20250124_134052.JPG

 水岡俊一参院会長は、「この150日間の国会、都議選の戦いの先に参院選がある。投開票日まであと177日。ファイナルカウントダウンが始まっている。衆院の仲間、秘書、党職員らの絶大なる支援をいただいて参院選を共に戦っていきたい」と、最大限の支援を要請しました。

20250124_133338.JPG