通常国会召集日となった1月24日、野田佳彦代表は衆院本会議後に、国会内で記者団の取材に応じました。
石破総理大臣による施政方針演説への受けとめを問われた野田代表は、「今までの施政方針演説の中で一番、野次もなく拍手もないという不思議な光景でした」と所感を述べました。
また、石破総理が掲げる「楽しい日本」については、言葉自体が「空回り」していると指摘。米国で第二次トランプ政権が樹立するなど、「世界の荒波がこれから来る」状況であるにも関わらず、それらを踏まえていない「熱伝導のない演説」だったと述べました。
その上で、総じて石破総理の演説は、「『楽しい日本』と暗い顔で語られても熱が伝わらないのではないか」との印象を受けたと述べました。