山井和則野党予算委員会理事1月29日、予算理事懇談会散会後に記者団の取材に応じ、旧安倍派元事務局長の参考人招致について、以下の通り発言しました。

 「30日朝、松本安倍派元事務局長の参考人招致を議決することになりました。その後、趣旨説明をすることになりました。7時間審議は明日は行わず、実質的な審議は31日金曜日から。1日ずれることになりました。私たち野党としては、やはり円満に全会一致で松本氏の参考人招致を決めたかったわけですけれど、最後まで自民党が反対をするということで、全会一致にならないということは非常に残念であります。裏金問題は1年以上長引いておりまして、自民党にもぜひそこは理解していただいて、全会一致で円満に参考人招致を決めたかったのですけれど、この期に及んでも自民党が参考人招致に強く反対してるということは、極めて残念であります。私たちは大切な予算審議をするために、円満に参考人招致を決めたかったわけですけれど、自民党が反対をする中で、審議が結果的に1日ずれてしまった。このことも非常に残念だというふうに思っております。1日ずれましたけれど、金曜日から審議を行い、しっかりと115兆円の巨額予算の審議、しっかりと行ってまいりたいと思っています」

 続けて、山井議員は、「私も25年議員させてもらってますが、初日から予算委員会が審議入りできないということは、あまり記憶にない異例のことです。だから私たちとしては、円満に全会一致で参考人招致を受けてくれるのであれば、明日から審議入りができるということを言っていたにもかかわらず、やはり1日審議を飛ばして、それでも、自民党がこの参考人招致に反対を貫いているということは、初日に審議ができないということは、大変な痛手。大変な事態。それにもかかわらず、どうしても参考人招致に自民党としては反対したい。自民党が反対しても、多数決で結局は可決されるわけです。だから変わらないかと思うが、それでも反対することに、強く自民党はこだわっている。ある意味で予算審議を自民党の方が軽視してるということに関しては、非常に残念。私たちはあくまでも、円満に全会一致で参考人招致をしながら、初日から予算委員会の審議をしようと言っていたが、それが自民党の抵抗にあって1日ずれたということに関しては、残念」と発言しました。