4月15、16日の両日、沖縄・九州ブロック(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)の党所属自治体議員で構成する「女性議員ネットワーク沖縄・九州ブロック」の設立準備会、ならびに「自治体議員ネットワーク沖縄・九州ブロック」の設立総会・研修会が佐賀市で開催されました。(以下、ネットワーク=NW)

1.jpg

 「自治体議員NW沖縄・九州ブロック」の設立総会は、西聖一熊本県議会議員の司会進行で執り行われ、議長の中川義行宮崎市議会議員より「本日のつながりを、今後の活動に結び付けてほしい」との挨拶で総会が始まりました。代表に選ばれた江口善紀佐賀県議会議員は「沖縄・九州ブロックは8県あり全ブロックの中で一番多い。自公政権に対峙して生活者の声・地域の声を届ける最前線として、ネットワークを広げて、自分の県だけでなく沖縄・九州の仲間との連携を生かしてネットワークを構築したい」と述べました。

 各県からの活動報告の後、自治体議員NW総会の前段に行われた「女性議員NW沖縄・九州ブロック」設立準備会について、うつのみや陽子大分市議会議員から「沖縄九州の中で女性議員ネットワークを立ち上げたい、1年間かけてどのようなネットワークを作っていくか検討を進めていきたいと思っている。美しくしなやかにつながれる会にしていきたいので見守ってほしい」との報告がありました。

2.jpg

 総会後の研修会では、株式会社アテンド代表取締役社長の福成有美さんをお招きし、「尊重し協働しあえる社会づくりを目指して ~分かり合えないを分かり合うために、今わたしたちに求められること~」と題して、「平等性でなく公平性の高い許しあえる社会ために、あいまいさ・不確実性を受け止める心の余白を持って対話を大事にし、叩きあう社会ではなく助け合う道を探っていってほしい」との講演をいただきました。

 原口一博衆議院議員(佐賀県連代表)からはオンラインにて「協働して明るい社会に。中央に行けば価値が高く地方に行けば価値が低いということはありません。主権者に一番近い自治体に権限を、明るく温かい社会を目指していきましょう」とメッセージをいただきました。

 さらに大串博志衆議院議員(代表代行・選対委員長)から「野党の中でも本当にどこが性根を入れて社会を変えていこうとしているかを明らかにしたい」、「参議院議員選挙では与党を改選過半数割れに追い込みたいと考えている。単純に自民党政治に戻ることはない。今の政治が前に進んでいくよう満を持して戦っていく。皆さんと一緒ならこの夏は成果を出せると思っている。ぜひ皆さんに力をお貸しいただきたい」と力強い言葉がありました。

3.jpg

 翌16日は約40名の自治体議員が参加して、東与賀干潟ビジターセンター「ひがさす」と佐賀空港・陸上自衛隊佐賀駐屯地(仮称)の視察を行いました。「ひがさす」では2015年にラムサール条約に登録された、東よか干潟の自然環境と生物多様性の保全の推進について、説明を伺うとともに干潟の現状を視察、その後、佐賀空港の展望デッキから陸上自衛隊のオスプレイの配備とそれに伴う佐賀駐屯地(仮称)の建設現場を視察し、江口善紀佐賀県議と松永憲明佐賀市議から実情を聞きました。駐屯地に関する問題や米軍基地に関する問題について、同ブロック内で勉強会を開催することに賛同を得、視察を終了しました。

 自治体議員NW沖縄九州ブロックの設立総会では、参加した党所属議員約70名によって、設立宣言や規約について提案、採択されたほか、今年度の役員について承認されました。

沖縄九州ブロック自治体議員NW設立総会議案書.pdf

2025年自治体議員NW沖縄・九州ブロック役員

   代表  江口善紀 佐賀県議会議員

   副代表 西 聖一 熊本県議会議員