立憲民主党公認で参院熊本県選挙区に立候補したかまたさとる候補は、7月4日、熊本市内で野田佳彦代表と街頭演説を行いました。かまた候補は、生活者や一生懸命に働く人たちの意見を国に届けるため、フェアで多様性のある政治環境の実現を訴えました。

■かまたさとる候補
かまた候補は、熊本県会議員を26年間務め、自民党が圧倒的多数を占める県議会の中で、生活者目線の政策を推進してきました。
この日の演説の冒頭では、5年前の7月4日に熊本県南部で起きた豪雨災害の犠牲になった方々へ哀悼の意を表し、ボランティアとしても関わった復旧復興作業や住民からの聞き取りを通じて、山の保全による治水の必要性を実感したことを紹介。災害以降、ダムがあれば被害の6割を防ぐことができたとの前提でダム建設が進められているものの、ダム建設ありきではなく、様々な立場の人の視点で状況を検証し、有効な対策を行うことができる議会構成が必要であるとの認識を示しました。
現在、国政においても、熊本県選出の国会議員は全て自民党が独占していることから、かまた候補は熊本県内の多様な声が国に届きにくい環境が続いていると指摘。同じ税金をかけるのであれば、事業をよりよいものにするためにも、異なる意見を排除する政治を続けてはいけないと警鐘を鳴らしました。その上で「一部の人だけが得をし、一部の人だけが利益を得るような政治ではなく、全ての皆さんが利益を得る、幸せで安全に暮らせる、それこそが政治の役割」と述べ、自身への支持を訴えました。

■野田佳彦代表
野田代表は、九州の選挙区は熊本県も含めて互角のいい勝負になるとの認識を示し、九州で自民党候補を破ることができればドミノ倒しのように全国に影響が波及するだろうと述べました。
また野田代表は、志を貫き、熊本のため、党勢拡大のために長年にわたり粘り強く活動を続けてきたかまた候補に感謝の意を表した上で、知名度のある熊本市のみならず、その他の地域までかまた候補の知名度を上げ、その人柄を評価してもらうことができれば十分にライバルに追いつき、追い越すことができるとの認識を示しました。
かまた候補の相手候補は、法案の取り扱いを決める議院運営委員会の与党筆頭理事であり、今国会で野党各党が協力して衆議院を通過させたガソリン暫定税率廃止法案の参議院での審議を阻んだ当事者であると述べ、集まった聴衆に対し、車の保有数が多い地方で待ち望まれるガソリン暫定税率廃止のためにも、ぜひかまた候補を応援して欲しいと呼びかけました。

