小川淳也幹事長は4日、参院選群馬県選挙区から立候補した立憲民主党公認の河村まさたけ候補とともに、群馬県太田駅前で街頭演説を行い、河村候補への支援を訴えました。長谷川嘉一衆院議員(群馬3区)も河村候補への支援を求めました。
■河村たけまさ候補

河村候補は演説で、孤児として育ち、貧困の中で生きてきた自身の身の上を述べた上で、自身の活動の原点として、漫画「タイガーマスク」に出会ったことがきっかけで、児童相談所に「伊達直人」の名でランドセル10個を贈った「タイガーマスク運動」を起こしたことだと紹介しました。群馬に移住して20年、児童養護施設やフードバンクの支援活動を続ける中で、「河村さんこそ政治家になってほしい。国政に行ってほしい」という多くの声を受け、出馬を決意したことを明かしました。
「群馬は保守王国。どうせ自民党だろうという空気を変えたい」と力を込めた河村候補は、「利権も既得権益も一切興味はない。関心があるのは、困っている人々の暮らしを支えること。群馬から日本を変えたい」と訴えました。さらに、「私はタイガーマスクの思いで、物価高やガソリン高に苦しむ皆さんの暮らしを守るため、国政のリングに上がる」と語り、集まった聴衆にいっそうの支援を呼びかけました。
■小川淳也幹事長

応援に立った小川幹事長は、「今、誰が悪い、外国人が悪いと言う人がいる」と最近の風潮に言及した上で、「大事なことは、日本人の心と暮らしにゆとりを取り戻すことだ。弱い方へしわ寄せするような社会は、恥ずかしい社会だ。何としても食い止めなければならない」と訴えました。
河村候補の人となりについて、「ランドセルを黙って置いてきた河村さんの行動に、人間の素晴らしさ、人間の可能性を感じる」と語り、「廃れた社会を立て直すため、河村さんを使ってほしい」と、聞き入る支持者、聴衆に向け熱く呼びかけました。
