参院茨城選挙区から立憲民主党公認で立候補しているおぬまたくみ候補は7月16日、神栖市で野田佳彦代表を迎えて個人演説会を開催し、現場での経験に根ざした政治の必要性を力強く訴えました。

■おぬまたくみ候補

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 「どんなに成果を出しても報われない。理不尽なことが現実にある」。経済産業省時代、制度の矛盾に苦しんだおぬま候補。「この国の制度に、同じように苦しむ人がいるなら、自分がその声を届ける」との決意で政界に飛び込んだ過去を振り返りました。
 物価高やトランプ関税、農地の喪失など、「不条理がまかり通る政治」を変えるには、本質を見据えた正面からの議論が不可欠だと強調。茨城の課題にも向き合い、営農型太陽光発電への規制強化や福祉制度の改善にも取り組んできた実績を語りました。
  おぬま候補は、「暮らしに根ざした、当たり前の政治を取り戻すために、どうか力を貸してほしい」と訴えました。

■野田佳彦代表

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 野田代表は、「物価高からあなたを守り抜く」という党の姿勢を強調。自民党の「日本を動かす」というスローガンと対比し、「国の豊かさより生活の豊かさが大切だ」と訴えました。物価高の実感例として「カレーライス物価」を挙げ、1食の材料費が昨年の321円から今年は429円と33%上昇していると説明。「子どもの笑顔を奪うような物価高に、政治が手を打たねばならない」と強調し、食料品の消費税を時限的に0%にすると訴えました。
 野田代表は、政治家の握るマイクには人々の暮らしや命がかかっている、テロや暴力に屈しない力は言葉に宿ると述べ、おぬま候補は「言葉に宿る力を持っている、稀有な存在の政治家」であると評価しました。集まった支援者らに対し、現在接戦となっているおぬま候補へのより一層の支援を強く訴えました。

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