野田佳彦代表は7月17日、立憲民主党公認で岡山選挙区から立候補している、くにともさよ候補と岡山市内で街頭演説を行い、「くにとも候補が掲げるチルドレンファーストこそ、必要な理念だ」と、くにとも候補への支援を求めました。
■くにともさよ候補

くにとも候補は、「私は、誰ひとり、置き去りにしない、挑戦を、選択を諦めることのない日本社会を作っていく。子どもを産もうと思っても経済的に不安があり、子どもを産みたいと思う3人に1人が、産むことを諦めている。修学旅行に行くことを諦めた生徒がいた。そういった環境を、何とかしたい」と、訴えました。
また女性の働き方改革について、「女性の約6割は非正規雇用だ。働こうと思っても雇用が確保されない。諦めることなく働ける環境づくりが、子どもを産みやすい環境につながる。女性の働き方改革は、男性にとっても働きやすい環境づくりだ」と強調しました。その上で、女性視点の必要性を挙げ、「共働きが当たり前になった。しかし男女の賃金格差の是正、不妊治療、無痛分娩の支援や拡充など、女性に関する課題が多々ある」として、働き方改革をさらに進めていく考えを示しました。
今の国政に女性の声がまだまだ足りていないと述べたくにとも候補は、人口の半分は女性だ。バランスの取れた国会へと変えていきたい。女性の声が政治に参画すれば、政策の優先順位は変わる。青天井の防衛費増大だけではなく、暮らしの足元から、福祉や医療、介護、保育といったきめ細やかな生活を支えているところに目を向けていく」と話し、ぜひ私に託してくださいと、さらなる支援を求めました。
■野田佳彦代表
野田代表は演説で、「くにとも候補が掲げるチルドレンファーストこそ、必要な理念だ」と述べた上で、「児童虐待の数は、この20年でどんどん右肩上がりだ。学校に行きたくても行けない子どもたちの数も、右肩上がりではありませんか。家庭で居場所がない。学校で居場所がない。子どもの数は減っていても、こうした問題が起こっているときに、一番教育現場を分かっている人が必要だ」と語り掛けました。
さらに野田代表は、「子ども目線で考えることが必要だ。千葉にある有名テーマパークも、子どもの目線で作られたと聞いている」と話し、「今の日本も、100センチの視点で、子どもたちの置かれている状況を見直していかなくてはならないのではないか。それができるのが、くにとも候補だ」と力を込め、確信を持って応援してほしいと訴えました。
