野田佳彦代表は選挙戦最終日の7月19日に栃木県宇都宮市で、大激戦となっている板津ゆか候補と並んで街頭に立ち、「ここで自民党から議席を取り、日本を変えるための1票を投じていただきたい」と訴えした。
■板津ゆか候補

板津候補は、1人区・栃木で18年ぶりの大激戦になっていることに言及し、「栃木県の歴史が、政治が、私たちの生活が変わろうとしている。一緒に扉を開けていただけますか」と聴衆に呼びかけました。
「第2次安倍政権の頃から、私たちに知らされることなく、私たちの知らないことがどんどん決まっていく、そんな恐ろしい政治になりつつあると感じていた」と語った板津候補は、昨秋の衆院選挙で与党が過半数割れをしてから潮流が変わったと強調。「特に私が掲げたいのは、高額療養費制度の問題。私も、本当に苦しい医療を受けて、つらい時期を過ごしたことがある。だからこそ、命を取り上げるような高額療養費制度の改悪を止めることができたのは、大きな成果だった」と言葉を強めました。そして、この参院選で大きく勝利して「食料品の消費税率0%」と「ガソリンの暫定税率廃止」を一緒に実現しようと力強く訴えました。
■野田佳彦代表

野田代表は、「立憲民主党は『西高東低』と言われ、東日本の方が強く、西日本が弱かった。ところが今回は、九州全域でも四国でも、野党系が勝つ可能性を十分感じている。大きな地殻変動が起こっていると思う」と手応えを語りました。
さらに、「本日は栃木、新潟、福島と、3つの1人区に入る。ここで自民党から議席を取れれば、与党の過半数割れを実現でき、日本が変わるかどうかの決定的な違いを生む。ぜひ皆さん、板津さんを通して、日本を変えるための1票を投じていただきたい」と熱弁をふるいました。


