
情報通信および関連産業で働く方々で構成される情報産業労働組合連合会(情報労連)第64回定期全国大会が7月31日、都内で開催され、野田佳彦代表が連帯のあいさつを行いました。
野田代表はあいさつの中で、今般行われた参議院選挙において、全国における情報労連からの支援に感謝の言葉を述べました。同時に組織内及び準組織内候補として再選を果たした吉川沙織氏、森本真治氏の当選に対して重ねて謝辞を述べました。一方で、同じく組織内候補として熊本選挙区より出馬した鎌田聡氏の落選については、当人の選挙戦への挑戦と勢力的な選挙活動により大接戦となったことに、深い敬意の念を示しました。
そして選挙戦を改めて振り返り、比例票の伸び悩みや、複数区で現職議員が敗れたこと等、厳しい総括を行った上で、今後の党の建て直しを図っていきたいとしました。
また国会情勢についても、野党で結集しガソリン税の暫定税率の廃止を実現し、与党も巻き込んで年内に確実に実施できる旨を報告し、「野党が力を合わせれば物事が動く時代になり、今後の政治が変わってくる」と新たな政治情勢に期待感を滲ませました。

4期目の再選を果たした吉川議員は「働く者の代表として責任のある重たい議席を再び預けて頂きました」と選挙戦に対する組合員一人ひとりの尽力に感謝の意を示すとともに、これまでの自身が国会の中で政治倫理審査会に所属していたことにも触れ、「国民からの政治に対する信頼が失われてきている今だからこそ、情報労連の組織内議員として恥ずかしくないように、4期目もしっかりと活動を行っていきたいと」述べました。


他、情報労連の組織内議員である、石橋通宏参議院議員、田嶋要、岡本あきこ衆議院議員、準組織内議員の山井和則衆院議員も出席し、連帯のあいさつを行いました。
なお本大会において、安藤京一中央執行委員長が退任され、新たに北野眞一中央執行委員長が就任しました。
