野田佳彦代表は11月30日に高知県を訪れ、次期衆院選における公認内定候補の田所裕介高知県第1区総支部長と記者会見を開きました。

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■野田佳彦代表

 野田代表は冒頭、田所総支部長の政治経験と力量について「田所さんは県会議員を2期務め、地に足のついた政治活動をしてきた。医療や障害者福祉など、さまざまな課題に関わってきた方で、国政でも即戦力として活躍できると確信している。とりわけ『高知と国政を結びつける』役割においては、これ以上の適材はいない」と強調。現在45歳という働き盛りの世代であることにも触れ、「是非とも国政に入ってきてほしい」と強い期待を表明しました。

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■田所裕介総支部長

 田所総支部長は、次期衆院選に向け県政から国政へ転換する思いを語りました。

 田所総支部長は、「高知県は多くの潜在力や魅力がある一方で、人口減少や人手不足、医療・介護、公共交通など生活インフラまで、多くの課題を抱えている。物価高騰により、県民生活も一層厳しい状況に置かれている」と指摘。その上で、「県議会の中からだけでは、この現状を打開するには限界があるのではないかと痛感してきた。地方自治体の政策は、国の方針の影響を大きく受けるが、国の政策が必ずしも高知の実情に即していない場合も多々ある」と、地方から見た国政の課題を話しました。「国との連携を強め、地方の現状を国に訴え、地方の課題をしっかり捉えた国レベルの政策を進めることで、高知県の課題解決にもっと取り組めるはず。もっと地方を重視した国政を実現し、高知県をより豊かで安心・安全に暮らせる場所にしていきたい」と、表明しました。

 田所総支部長は現時点での基本政策の柱として、物価高騰から暮らしを守る経済政策、医療・介護・子育てなど「ベーシックサービス」の充実、南海トラフ地震を見据えた災害・減災対策等を挙げました。

 記者会見の最後には、「とにかく歩く、現場に行く。私は現場主義と地方重視を軸に活動してきた。それを継続し、さらに強めていきたい」と政治活動をまい進していく思いを話しました。