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7月17日水岡代表ぶら下がり会見

【代表会見】皇室典範改正に関する修正案を提出したものの少数否決となったことは「大変残念」水岡代表

 水岡俊一代表は7月17日、国会内で参院本会議後にぶら下がり取材に応じ、(1)皇室典範改正案の可決成立に対する受け止め(2)付帯決議案に賛成した経緯と理由(3)国旗損壊罪に対する明確な反対理由(4)会期末の対応を巡る政府・与党の国会運営への批判――などについて述べました。

実効性ある議論を置き去りにした皇室典範改正に関する審議を批判

 水岡代表は冒頭、同日の参院本会議で皇室典範改正案が可決・成立したことについて、党として明確に反対した理由を改めて説明しました。立法府の総意を踏まえず、養子の子に皇位継承権を認める条文が盛り込まれたことに対し、削除を求める修正案を提出したものの少数否決となったことを「大変残念」と述べました。衆参合わせた審議時間が10時間に満たなかった点にも触れ、「極めて重要な法律であるにもかかわらず、審議の進め方が極めて乱暴であり、皇室に対する敬意を欠くものだ」と批判しました。また、9年前の退位特例法付帯決議で示された、安定的な皇位継承を巡って本来最初に行うべき議論が置き去りにされたとして、今後も正々堂々と議論を続ける考えを示しました。

正副議長への敬意から付帯決議案に賛成

 採決後の付帯決議案に賛成した経緯について問われた水岡代表は、両院の正副議長から各党各会派に対し、盛り込むべき内容について直接要請があったと明らかにしました。これを重く受け止め、正副議長の取りまとめに敬意を表し、感謝の意を示す意味で賛成したと説明しました。今後は、女性皇族の身分保持などに論点を絞り、各会派の最大公約数に視点を戻して、安定的な皇位継承に向けた議論を進める環境づくりに努めたいと述べました。

国旗損壊罪は立法事実がなく基本的人権を脅かすもの

 同日、本会議で審議された国旗損壊罪について、立憲民主党が反対した理由を問われると、「立法事実がないことや、基本的人権を脅かすものであることが、反対の極めて明確な理由だ」と述べました。賛成討論には十分な説得力が感じられなかったとし、国民に向けてこの議論のあり方を丁寧に発信し、広く意見を聞いていきたいと語りました。

方向性の見えない国会運営に懸念

 会期末を迎えるにあたり、会期延長の手続きを巡る政府・与党の対応について問われた水岡代表は、「残された数日という極めて短い会期日数の中でどう対処するかという局面において、しっかりとした考えや提言を示せないのは非常に稚拙な国会対応だ」と述べました。国権の最高機関である国会の運営として、その場しのぎで方向性の見えない対応に終始するのは国民に失礼だとして、苦言を呈しました。