6日夕、市民団体主催による「日本学術会議への人事介入に抗議する10.6官邸前緊急行動」が行なわれ、立憲民主党からは、国会対策委員長代理の黒岩宇洋衆院議員があいさつを行いました。
冒頭、主催者代表あいさつに立った「戦争をさせない1000人委員会」の藤本泰成事務局長代行は、「今回はずされた方々は、いずれも安倍政権下で行われた戦争法(安保法制)、共謀罪法、特定秘密保護法などに批判的な立場を明らかにしていた方々。拒否の理由は、普通に考えても明らかだ」と語り、「民主主義のもとの政治は、さまざまな批判を受けなくてはいけない。批判のないところに民主主義はない」と言葉を強めました。
野党ヒアリングの事務局も務める黒岩議員は、「1983年に推薦制を導入した際の中曽根総理答弁、総務庁長官答弁、政府参考人答弁で、任命権は形式的任命権で拒否権がないものだとはっきりしていた。今回の拒否は、明々白々に違法行為だった」と力を込めました。
最後に、日本学術会議会員の拒否を撤回し、6名の速やかな任命を求めるアピール文が採択されました。