「さよなら原発1000万人アクション実行委員会」が1日、国会内で市民と議員の意見交換会を開きました。
冒頭、主催者を代表してルポライターの鎌田慧さんが「来年は福島第一原発事故から10年。政治的にどう解決していくのか、国会の中でぜひ方向性を決めていただきたい」とあいさつ。続いて、原子力資料情報室共同代表の伴英幸さんが、東京電力福島第1原発汚染水海洋放出の危険性について講演をしました。
政党からは、立憲民主党をはじめとする野党各党の代表者が連帯のあいさつをしました。
立憲民主党の山崎誠衆院議員は、「菅総理が2050年カーボンニュートラルを宣言した。世界の流れにようやく日本も目を向けたということで歓迎するが、自然エネルギー拡大の方向で実現するべき」と発言、大河原雅子衆院議員は、「エネルギー転換に向けて、より具体的な政策を徹底的に研究していきたい」と力を込めました。