福山哲郎幹事長は24日、国会内で社会民主党に所属していた吉田忠智参院議員と吉川元衆院議員から入党届の提出を受けました。福山幹事長は、「心から歓迎したい。社民党との連携もこれまで以上に深めたい」と歓迎のあいさつをしました。水岡俊一参議院議員会長と大分県連代表の横光克彦衆院議員が同席しました。

 入党届の提出後に記者団の取材に応じた吉田参院議員は、「私ども2人が先陣を切って入党することになるが、今後入党する地方組織の党員の皆さんや自治体議員の皆さん、入党する全国連合や地方組織の職員の皆さんとともに、長年にわたって社会党、社会民主党で培った理念や政策、組織運動をしっかり立憲民主党で生かして、野党第一党としての立憲民主党の基盤がいっそう強化されますように努力を一層重ねる」と述べました。

 吉川衆院議員は、「8年近く続いた安倍政権とその亜流の菅政権が続く限り、国民生活は一向に良くならない。ますます先行き不安が広まるコロナの対応でも全く後手後手で、政治の状況を変えていくためにも大きな固まりを作っていくのが何より必要。微力だが、国民の暮らしと命を守っていくために立憲に入り、大きく強くなっていくように頑張りたい」と述べました。

 福山幹事長は、「一騎当千の議員が、2人入党してくれるので力強い」と述べ、「社民党との関係でいえば、今日も福島党首と電話で話をして、引き続き連携を重ねていこうと確認した。また近いうちに枝野代表と福島党首とで、新たな社民党の体制のもと話し合いもしていこうと話をさせていただいた」と社民党と引き続き連携することにも触れました。