羽田雄一郎参院議員が27日に逝去されたことを受け、枝野幸男代表が28日、記者団の取材に応じました。枝野代表は、次のように述べました。

 既に報道されております通り、わが党参議院幹事長である羽田雄一郎さんが昨日、急逝をされました。昨日、一報を聞きまして正直、大変な衝撃を受けております。
 国会で長く、ほぼ近い同世代ということで一緒に仕事をしてまいりました。仕事の上での大事な友人であるというに留まらず、妻どうしが親しくさせていただくなど、家族ぐるみでもお付き合いをさせていただいておりました。私よりも若い、まだ50そこそこという早すぎるご逝去ということで、正直申し上げて、今なお信じられない思いでございます。心より哀悼の意を表しますとともに、ご家族の皆様に本当にお辛いと思いますが、ご家族の皆さんにお悔やみを申し上げるしだいです。
 まだ53歳、参院の幹事長として、わが党においても、そして既に国土交通大臣をつとめる等、大変貴重な経験を得られて、ここからさらに、国政の場面において大きな活躍をされることが期待をされておりましたし、ご本人もそうした思いがあったと思います。本当に無念だったというふうに思います。私どもにとっても、大事な仲間を失ったと思っております。
 特に、皆さんもご承知のとおり、羽田さんは本当に温厚な人柄でさまざまな人の輪をつくっていく中心を担って下さっておりました。温和であると同時に非常に会うとパワフルで、そのパワフルであった羽田さんであるだけに今回のことは、本当に信じられないという思いでございます。
 今、亡くなられた原因等について、病院に運ばれた段階では既に亡くなられていたということで、検死等の手続きをされているということでございます。そうしたことがすべて事実関係、整理をした上で皆さんにコメントしようと思っておりましたが、若干遅れるそうだという連絡が入りましたので、先ずは私から亡くなられたことに対するお悔やみの話をさせていただき、事実関係が明らかになりましたら、幹事長のところで整理をしていますので、また改めてご報告させていただきたいと思っております。

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