立憲民主党は27日、第13回常任幹事会をオンライン形式で開催しました。冒頭、枝野幸男代表は予算委員会での菅総理の姿勢について「覇気というか、やる気が感じられない残念なやりとりが多かったと言わざるを得ない」と批判しました。
また、 特措法と感染症法の改正案について「今日まで実務者で与野党の修正協議をしていただいてきたが、残念ながら実務者間では合意に至っていない。今、自民党に強いボールを投げているところだ。この状況のもとで懲役はもちろんのこと、罰金という刑事罰を科すなどということは到底考えられないこと。これについても、いまだ政府・与党側からきちっとした返事が返ってきていない。さらに言えば、まん延防止等重点措置についても、国会のしっかりした関与なしには許されないと申し上げているし、それから何と言っても事実上の補償にしっかりと財政上の措置を事業規模等に応じてやらせなければならない。これについても明確な答えになっていない。こうしたことをしっかりと合意をさせて行く、政府に決断をさせて行く。そこに向けて最後まで頑張っていきたい」と述べました。
【報告・承認事項】
<国会対策委員長>
新型インフルエンザ等対策特措法(特措法)改正案・感染予防法改正案の与野党修正協議の状況につい報告があり、引き続き党内で結束して対応していく考えが示されました。
<参議院国会対策委員長>
参院予算委員会の審議状況について報告がありました。
<政務調査会長>
(1)第3次補正予算案に対し組替動議を提出したが、否決されたため政府原案に反対したこと(2)補正予算関連法案への対応(3)新型コロナウイルス感染症対策本部と関係部会会議で報告を受け、対応を協議すること(4)議員立法について「子どもの貧困」給付金法案を22日に提出し、コロナ非正規労働者救済法案(通称)の提出に向け準備中――との報告がありました。
<選挙対策委員長>
選挙に関する以下の報告があり、承認されました。
〇地方自治体議員選挙の結果について
▼大阪府茨木市議会(1/24投開票)
西本 睦子(当選・2,394票 22/38・公認・1期目)
稲葉 通宣(当選・2,385票 23/38・推薦・2期目)
○地方自治体議員選挙における候補者の公認・推薦
[公認]
▼埼玉県富士見市議会議員選挙(3/28投開票)定数21
根岸 操(現職5期・65歳/富士見市議会議員)
▼東京都あきる野市議会議員選挙(6/30任期満了)定数21
清水 晃 (現職5期・77歳/あきる野市議会議員)
中村 則仁(現職2期・43歳/あきる野市議会議員)
中野 義治(新人・42歳/自動車関連事業会社代表取締役)
▼香川県丸亀市議会議員選挙(4/18投開票)定数24
大西 浩 (現職1期・55歳/丸亀市議会議員)
渡邊 一馬(新人・42歳/介護支援専門員、介護福祉士)
堀川 勇人(新人・26歳/ファーストフード店員)
▼沖縄県浦添市議会議員選挙(2/7投開票)定数27
又吉 健太郎(元職4期・46歳/保育事業会社代表取締役)
[推薦]
▼奈良県奈良市議会議員選挙(7/30任期満了)定数39
樋口 誠二郎(現職1期・42歳/奈良市議会議員)
▼香川県丸亀市議会議員選挙(4/18投開票)定数24
加藤 正員(現職3期・65歳/丸亀市議会議員)
〇首長選挙における候補者の推薦について
▼埼玉県桶川市長選挙(4/11投開票)
小野 克典(現職2期・52歳/桶川市長)
<組織委員長>
〇行政区支部の設立
1支部の設立を承認
○地方自治体議員の入党・離党を承認
今回入党17人、離党2人、除籍1人により合計1,130人
企業・団体交流委員長
20日の経済同友会とのオンライン意見交換会などについて報告がありました。
【協議・議決事項】
<選挙対策委員長>
〇衆院総支部長選任の提案があり了承されました。
▼熊本1区 濱田 大造(新人・50歳・熊本県議会議員)
▼三重4区 坊農 秀治(新人・49歳・三重テレビ アナウンサー)2/1公表
〇東京都議会議員選挙(7/4投開票)の候補者の公認について提案があり、了承されました。
▼大田区(定数7) 斉藤 りえ(新人・36歳・元区議会議員)
▼目黒区(定数3) 西﨑 翔 (新人・37歳・目黒区議会議員)
▼足立区(定数6) 和田 愛子(新人・36歳・会社員)
▼荒川区(定数2) 山川 裕菜(新人・36歳・司法書士)
▼葛飾区(定数4) 岩﨑幸太郎(新人・39歳・弁護士)
▼小平市(定数2) 竹井 庸子 (新人・54歳・小平市議会議員)
▼立川市 (定数2) 酒井 大史 (元4期・52歳・元都議会議員)
▼町田市 (定数4) 鈴木 烈 (新人・47歳・元葛飾区議会議員)
▼北多摩第三(定数3) 加藤 良哉(新人・30歳・衆議院議員秘書)
<幹事長>
党定期大会の議案について報告があり了承されました。