枝野幸男代表ら党役員は12日、議員会館内において「日本退職者連合」(連合加盟産別組合OB・OGにより構成、会員数約76万人)の役員から、「第204回通常国会に向けた政策・制度要求にかかる要請」「新型コロナウィルス感染症対策についての要求」を受け取り、意見交換を行いました。

 日本退職者連合の人見一夫会長は冒頭あいさつで「昨年の総会で『新型コロナウイルス感染症対策についての要求』を取りまとめたが、いまだ収束の兆しがない状況なので、再度提出する」と述べ、新型感染症対策をより強力に進めるよう党に求めました。あわせて、雇用改善や社会保障の充実について具体的な提言を示し、その具体化を求めました。また、今回の森喜朗会長の女性蔑視発言にも触れ、「強い憤りを感じる。断固抗議する」と述べました。

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 枝野代表は「昨年の秋以来、所属議員が150名となった。国会で与野党がぶつかり、野党側の主張が取り入れられる、いわゆる『当たり前』の状況が取り戻せつつある。しかし一方で進まない部分もある。特に医療介護の現場における感染症対策には、皆さまも切実な思いを持たれているとお察しする。国会の内外で安心できる状況を一刻も早く作っていきたい」とあいさつしました。

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 近藤昭一企業・団体交流委員長は「政策要望でご指摘いただいた通り、競争をあおる自己責任型の新自由主義ではなく、みんなで支え合う社会を作るためにも政権交代が必要。引き続きお支えいただきたい」と述べました。

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左から、森屋隆企業・団体交流委員会副委員長、近藤昭一同委員長、枝野幸男代表、逢坂誠二新型コロナウイルス対策本部長

第204回通常国会に向けた政策・制度要求.pdf
コロナ要請.pdf
日本オリンピック委員会における森喜朗会長の女性差別発言に抗議する談話.pdf