福山哲郎幹事長は9日、常任幹事会終了後に定例の記者会見を国会内で開きました。
 東日本大震災から10年目を迎えるにあたり、福山幹事長は民主党政権の官房副長官として、東京電力福島第一原発事故の対応にあたった当時を振り返り、「被災地の厳しさを忘れてはいけない。風化をさせてはいけない。原発事故は収束していない」と今後も復興政策を最優先に取り組んでいく考えを示しました。

 政府が同日閣議決定した復興の基本方針について問われると、「菅総理は施政方針演説で『東北復興の総仕上げ』と言われたが、全く総仕上げの段階ではない。厳しい状況で苦しんでいる被災者の方が多くいらっしゃる。ハード面は整ってきているが、原発処理の問題は終わっていない」と政府の方針に苦言を呈しました。

 総務省の接待問題について、福山幹事長は「菅総理の長男(東北新社勤務)やNTTによる接待は恒常的だったと類推する。安倍前政権から長期に続く菅政権の下で、農林水産大臣と幹部官僚が利害関係者から収賄を受けていた。『官僚機構の劣化』や『緩んだ状況』を危惧している」と懸念を示しました。その上で、コロナ禍でこのような問題を国会で追及しなければいけない原因は菅政権にあることを国民の皆さんにご理解いただきたい」と語りました。

 8日の国際女性デーに関連して女性政策について問われると、今年おこなわれる衆院選挙の空白区、来年の参院選挙に向けて、女性候補者を積極的に擁立する考えを示しました。