枝野幸男代表は2日、東京・新宿区を訪れ、東京都議会議員選挙に立憲民主党公認で立候補している三雲たかまさ候補の応援演説をしました。海江田万里常任顧問も演説に参加しました。

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枝野幸男代表

■枝野幸男代表
 枝野代表は、「都議会の仕事は何ですか。知事のやることに拍手喝采することですか。知事の都合が良いように議論するのを封じ込めるのが仕事ですか」と問いかけました。そのうえで、新型コロナウイルスの感染が再び東京で広がる中、オリンピック・パラリンピックを開催しようとする不安な状況にも関わらず、都議会は開催を求めても開かれず、さまざまな世代・業種の人の声を知事に届ける機会がないことに触れ、「(知事)一人で物事を決めていたら間違うに決まっている。そのために議会があるのではないか。知事が見落としている、知事に届いてない、そんな現実の声を、知事にとって耳の痛い声も、しっかり届ける。こういう都議会議員が増えなければ、あなたの暮らしに寄り添って、命の不安を解消する、商売を続けていけるのかという不安を解消する、そういう都政はできないんですよ」と強く呼びかけ、三雲たかまさ候補への投票を求めました。さらに弁護士であり新宿区議を2期6年つとめてきた三雲候補について、「弁護士だけをやっていた方が、たぶんずっと豊かな生活ができた。だけど、区議会議員として、政治が動かなければ救えないと、皆さんに寄り添った活動をしてきたのが三雲たかまさです」と紹介しました。
 最後に枝野代表は、「大変な激戦です。あなたの一票だけでは足りません。ぜひ、あなたの明日の暮らしの安心のために、もうちょっとだけ力を貸してください。ちょっとだけ勇気を出していただいて、周りの皆さんに『三雲たかまさが良いよ』と。ちゃんとモノが言える、まっとうに議論をする、命と暮らしを守ってくれる、暮らしに寄り沿ってくれる、そんな都政を作れるのは三雲たかまさです。ぜひ多くの皆さんに口コミで声をかけてください」と三雲たかまさ候補を口コミで広げることをお願いしました。

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海江田万里常任顧問

■海江田万里常任顧問
 海江田常任顧問は、「また自民党が第1党になる。『これまでのコロナ対策が都民によって認めてもらえたんだ』と、『東京都民はこういう判断してくれたんだ』と言うに決まっている。本当に今のままのコロナの対策がこれからずっと続いていいんですか、皆さん。だめですね。やっぱり、改めなければいけないと思うんです。その改めるきっかけを与えるのが都議会議員選挙で、新宿区で三雲たかまささんを当選させて、そして都議会で働いてもらうことなんです」と訴えました。さらに三雲候補について、「立憲民主党の仲間が評価するだけじゃない。他の党のみんなが言うんですよ。ほとんどの党、しのぎを削っている政党の区議会議員も『三雲さんいいね』『2期6年本当に頑張ったよ』と言うんです。そんな、三雲さんをぜひ、東京都議会に送っていただきたい」と紹介し三雲候補への支援を求めました。

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三雲たかまさ候補者

■三雲たかまさ候補
 弁護士・行政書士として飲食店の休業協力金の申請の手伝いをしていたという三雲候補は、「いつ入るのか」「資金が届かない」と申請者から多くの声があったことを紹介。飲食店以外の業種には協力金がないことについて、「東京都は言うんです。『協議会でお金を借りてください』と。東京都はコロナ禍で困っている人に借金をしてほしい、それがメッセージなんです。コロナ感染症は誰かのせいで始まったわけではありません。政治は困っている人を助けるためにあるものなんです。しかし、今おこなわれている政治はそうではない。自己責任です。困っているならお金を借りなさい、後で返してください。これでは皆さん生きていけません」と強く訴えました。また、自身がPTA会長をしており、東京オリンピック・パラリンピックを児童や生徒に観戦してもらう「学校連携観戦プログラム」に対し保護者から不安の声が多く上がっていることに触れ、「『小池さん、もう無理です』『東京都でオリンピック・パラリンピックは無理です』『やめてほしいんです』と言わないといけない。でもそれが言えない。なぜなのか。今の東京都議会は小池さんに都議会議員にしてもらった人たち、そしてオリンピック・パラリンピックを自分のレガシーと言っている菅さんと一緒になっている人たちが、東京都議会の議論を止めているんです。皆さんの声を、神楽坂の声を、新宿の声を届けるためには、今の議会ではだめなんです。それを変えるために、4日におこなわれる選挙で、ぜひとも皆さんの1票で東京都政を変えていただきたい。皆さんの命と健康を守る、暮らしを守る。そういう都政を作るための後押しを、ぜひ三雲たかまさにいただきたいんです。4日が投開票日です。近くの出張所でも期日前投票も可能です。ぜひとも、皆さんのあともう一歩の支援をいただきたい。そして都政を変えるため、ぜひとも一緒に戦いましょう」と自身への支援と投票を強く呼びかけました。

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