辻元清美副代表は4日、立憲民主党徳島県第2区・中野真由美総支部長の事務所開きに、党本部を代表して出席し、その後街頭演説に参加しました。

 辻元副代表は事務所開きのあいさつの中で、「たたかいのスタートにふさわしい会になり、ご支援いただいている皆さまに心より感謝します。安倍政権、菅政権と続く中で、政治が果たすべき責任が果たされていない。政治に緊張感が足りない。健全な民主主義を、ここ徳島2区(※)から、総支部長の中野真由美と一緒に、皆さんの手で作っていっていただきたい」と激励のメッセージを述べました。

 中野総支部長は、「3人の子どもを育て、パートで働いてきた経験や、障がい者の就労支援に携わる仕事をしてきた中から、人権や暮らしに寄り添う政治の役割ということを意識するようになり、北島町議を2期務めてきた。いまの政権、いまの政治はおかしい。私たちはもっと声をあげていい。皆さまと一緒に、より良い政治のために前を向いて歩んでいきたい」と決意を述べました。
※徳島2区は、鳴門市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、板野郡、美馬郡、三好郡

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事務所開きであいさつする辻元副代表(右)

 吉野川市のザ・ビッグ鴨島店前でおこなわれた街頭演説では、地元選出の吉田益子県議会議員が「徳島の国会議員は男性だけで女性はゼロ。中野さんの決意をみんなで支えて応援しよう」と呼びかけると、続いて演説した中野総支部長は、「政治が正面から取り組む課題は、今まさに山積している。女性目線で、生活目線で、より良い政策をつくっていくことが求められている。これからを担う子どもたちのためにも、政治をより良く変えていく挑戦を決意した」と力強く応えました。

 辻元副代表は、「コロナ禍において、飲食店や観光業など、さまざまな悲鳴があがっている。パートやアルバイトの仕事が切られるなど、その中の女性の比率は高い。子育てや介護における課題も、直面する機会は女性が多い。女性の議員を増やすということは、課題の当事者を政治の場に増やす、大きな意味があることだ」と力を込めました。また、「保健所の数が足りないなど、効率ばかりを追求してきた結果、役所など公的な機能が縮小している。公的な仕事をサポートする仕組みをつくるためにも、政治と政権を変えていかなければならない。その先頭に、中野真由美を立たせてやって下さい」と述べ、「徳島から女性の国会議員を。そのムーブメント、大きなウェーブを作っていきましょう」と述べ、演説を締めくくりました。