辻󠄀元清美代表代行は3月24日、国会内で定例の記者会見を行いました。商品券配布問題で支持率が低迷する石破政権が挽回するための3つの方法を示しました。

　辻󠄀元代行は、石破政権の支持率低迷の原因として、自民党の政治とカネの問題が解決しない中での石破総理による10万円の商品券配布問題の発覚、高額療養費値上げの撤回に見られる政権の迷走、統治能力の欠如が明らかになったことをあげ、「国民の皆さんから見切られている」と話しました。

　石破総理が挽回するための3つの方法として、（1）石破総理が自民党議員に配った商品券の領収書など物的証拠を揃えて政倫審で弁明する（2）旧安倍派のパーティー券問題で会計責任者と4人の幹部の証言が食い違っているため参考人招致を速やかに実現する（3）企業・団体献金の禁止法案を各党に呼び掛けて成立させる－－ことをあげました。辻󠄀元代行は、「生活が苦しいからと国民の皆さんに商品券を配って物価高対策をしてくださいと言うならまだわかるが、自民党の内輪の議員に配っている感覚自体アウトだ」と強く指摘しました。