市民団体が主催する「戦争法強行からまる6年、戦争法廃止!立憲主義の回復!いのちと暮らしを守れ!自公政権退陣!総選挙勝利!9.19行動」などをテーマとする集会が19日、国会正門前で開催され、野党各党が出席する中、立憲民主党から菅直人最高顧問があいさつしました。

 6年前の安全保障法制の審議について菅議員は、「法制局長官をすげかえることで憲法解釈を恣意的に変えさせ、安保法制を強行成立させた」と指摘し、歴代内閣が維持してきた憲法解釈を強引に変更した自民党政権を厳しく批判しました。

 コロナ対策について菅議員は、「政府はコロナ感染拡大防止を最優先にしなければならないのに、GoToトラベルやGoToイートなどの経済対策が、単に旅行してください、食べに行ってくださいというだけの施策となって感染の拡大を招くこととなった」と政権の失策を指摘しました。

 最後に菅議員は、「今おこなわれている自民党総裁選挙に気をとらわれることなく、その後にある衆院総選挙において市民と野党の共闘で政権交代を実現しよう」と強く呼びかけて、あいさつを締めくくりました。

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