岡田克也常任顧問は20日、愛媛県四国中央市を訪れ、衆院選に立憲民主党公認で立候補している白石洋一(しらいし・よういち)候補と街頭演説をおこないました。白石候補は、「この地域からコロナで生活破綻する人を出さない。この地域からコロナで倒産する会社を出さない。この2つのことが、わたくし白石洋一の責務だ」と決意を表明しました。

■白石洋一(しらいし・よういち)候補

 これまで衆院議員を2期務めてきた白石候補は、「この総選挙は、普通の人の生活がかかっている選挙だ」と述べ、「普通の人とは、富裕層ではない、いわゆる生活者、消費者、納税者、勤労者だ」と説明しました。続けて「一強多弱という政治体制のもと、株価は上がったかもしれませんが、このメリットを受けている人は一部であって、一方株価が上がっているから良いじゃないかと、普通の人の声と生活のことが取り残されているのではないか。その結果、格差がどんどん広がって、そして生活に苦しみ将来に不安を持つ人が増えています」と述べました。元銀行員であり米国公認会計士の白石候補は、新型コロナウイルスの経済支援制度が政府から出るたびに読み込み、商店街の飲食店等に持ち込んで説明していた話を披露。しかし、たくさんの制度があるにも関わらず、条件が合わず使えなかったり、金額が合わない場合があったことを指摘し、衆院本会議で「企業規模を考えない一律の補償は全く意味がない。だから、せめて売上高に応じた協力金にすべきだ」と求め、政府が求めに応じて改善した実績を明かしました。白石候補は、「絶対に普通の人の声をちゃんと聴かせるためには、この総選挙で少なくとも野党が与党に拮抗する必要があると思う」と力を込め、「白石洋一は野党の灯を絶対消さないぞという決死の覚悟で、この総選挙に挑む」と自らへの支援を求めました。

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■岡田克也常任顧問

 「この選挙、必ず投票に行ってください」と求める岡田顧問は、「今度の選挙、(少なくとも与党と)野党の議席がほぼ同じくらいになる状況をつくりだす。そうすれば政治は変わらざるを得ない」と強調。野党が新型コロナウイルス感染対策を議論するために憲法53条に基づいて臨時国会召集を要求したにも関わらず、与党側がまったく応じなかったことについて、「議席数が近づけば(要求を無視するようなことは)できなくなります。だから、この選挙大事なんですよ。やりたい放題、そして俺たちは特別だ。何をやってもいいんだ。そういう政治から、国民の手に取り戻そうじゃありませんか」と強く聴衆に呼びかけました。さらに岡田顧問は野党の議席が増えた場合の状況について、「与党ももっとしっかり議論する。そういう方向に変わる。野党も責任を持って議論する。お互いがしっかり議論して、深い議論をして、そして知恵を出していく。コロナの対応もそうです。いま各党はこの総選挙のあとのさまざまな政策を出しているが、方向はそんなに変わりません。だからみんなで知恵を出して、より良いものを作っていく。それが国会ではありませんか。そういう議会を作っていくためにも、今回の選挙この白石洋一さんを皆さんの力で、選挙区で勝って国会に送り出してほしい」と白石候補への支援を求めました。

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