安住淳国会対策委員長は25日午前、岸田政権発足後初の国政選挙となった、24日投開票の参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙の結果を受けて、東京都内で記者団の取材に応じました。参院静岡県選挙区では、立憲民主党、国民民主党が推薦した無所属新人の元県議、山崎真之輔さんが初当選を果たしました。

 安住国対委員長は、両補欠選この受け止めを問われ、「山口は残念な結果だったが、静岡については与野党対決のような構図となり、最後接戦を勝ち抜けたことは私どもとしては大きな自信になったと思う。有権者の皆さんが動けば政治は変わることを静岡の皆さんに証明していただいた。衆院選挙ではこれからの1週間、『いまの世の中を変えたい』『政治を変えたい』と思っている方々の受け皿になれるようにしっかり国民の皆さんに訴えていきたい」とコメント。

 今回の参院補選の結果が衆院選挙に与える影響については、「それぞれ地域事情があるかもしれないが、各種世論調査では出てこない、長いコロナ禍での疲弊した暮らし、政治のやり方に対して潜在的に多くの国民の皆さんが不満や疑問を持っていると思われる。全国津々浦々で自民党のネットワークは大変なものがあるが、ふだん投票に行かない人、政治に距離を置いている皆さんに『1票で政治が変わるんだ』と思っていただければ、想像を超えるようなインパクトを与えるかもしれない。これから1週間、われわれが有権者の皆さんにどう訴えていくかという野党側の課題になる」と述べました。

 選挙後の政権の枠組みのあり方をめぐり、自民党幹部らが「(自公の)自由民主主義政権」か「共産主義(が参加する)政権か」などとネガティブキャンペーンを繰り広げていることには、「ご心配いただいて感謝しているがご懸念には及びません。(共産党には)限定的に政策によって協力してもらうことであって、政権に入って何かやってもらおうということではない。安全保障や天皇制の問題についてはそれぞれの立ち位置が違う。それについては共産党の皆さんも『政権に入ったら矛盾することになるので距離は置きます』ということであり、われわれは現実的な外交をする。あえて言えば、それしか言うことないんですかと思う」と切り捨てました。