党拉致問題対策本部長を務める森ゆうこ副代表は13日、都内で開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める全国集会」に党を代表して出席し、あいさつしました。
森対策本部長はあいさつで、「残念ながら、被害者の方々5人が帰国して以来、解決の道筋がつけられないまま20年が経過したことについて申し訳なく、心からお詫び申し上げる」と述べ、「あらゆる角度でさまざまな可能性を探って解決の糸口を見つけたい」と表明しました。
また、拉致問題特別委員会で与野党協力して活発に議論し政府の背中を押したいとして、同席していた参院拉致問題特別委員会の山谷えりこ委員長に、特別委員会をより頻繁に開催するよう求めました。
「何とかこの問題を解決して、すべての拉致被害者を一刻も早く取り戻したい」と力を込め、被害者全員の一刻も早い帰国の実現のために全力を尽くすことを改めて誓いました。
同集会には、拉致問題対策本部顧問の渡辺周幹事長代行、松原仁衆院議員も出席。松原議員は拉致議連幹事長として、決議案を読み上げ採択されました。
全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会 決議案.pdf
森ゆうこ対策本部長は、翌14日に新潟市で開催された「忘れるな拉致県民集会」にも参加しました。県民集会は、北朝鮮による拉致被害者全員の一刻も早い帰国を訴えるため、横田めぐみさんが拉致された(1977年11月15日)にあわせて毎年開催されています。