参院選挙大阪選挙区予定候補の石田敏高さんは4月25日、菅直人最高顧問(参院大阪選挙区特命担当)同席のもと大阪市内で記者会見を開き、決意を表明しました。
大阪府高石市出身の石田さんは、大学卒業後、銀行や外資系コンサルティング会社勤務。2000年の衆院選挙大阪19区で当時の民主党から立候補した経験があります。石田さんは、「昭和の金融恐慌のような状況のなか、政治家があまりにも経済、金融知らなすぎることで国民が不安、不幸になっているとの思いを抱いていた」と当時を振り返りました。その後長らく政策担当秘書として務めてきましたが、大阪府のコロナ対応やカジノを含む統合型リゾート(IR)問題、日本人の実質賃金の低迷、少子化等山積する課題を前に今回あらためて国政への挑戦を決意、「厳しい選挙だとは十分認識しているが、いま立ち上がらないと大阪は危ない。日本の将来の人たちのためにも大きな改革をやっていかなければならない。より良い大阪をつくっていきたい」「維新が強いのではなく立憲が弱すぎる。カジノ以外で大阪を発展させる選択肢を発信していきたい」と力を込めました。
菅最高顧問は、大阪府・市が進めるIR誘致について言及し、「本当に大阪にカジノを誘致していいのか、それとも誘致すべきではないのか。その判断を下す、大きな機会だと思っている。身を切る改革となんて言っておきながら、カジノで損をさせたお金で改革をするという維新の考え方は明らかに間違っている」と話し、今回の参院選挙の争点と位置づけました。