泉健太代表は6月17日、栃木県鹿沼市内にて、いたくら京参院選候補予定者と福田昭夫衆院議員らとともに街頭演説会を行いました。200人を超える聴衆が集まり、佐藤信鹿沼市長も駆けつけました。

 いたくら参院候補予定者は、党の候補者公募に応募し、政治家を志した経緯として、自らの生い立ちを語りました。初めに勤務した会社では、当時、「女性が社内結婚をした場合、会社を辞めなければならない」という慣習があったため、結婚後に退職及び転職を余儀なくされたこと。その後、夫が転勤となったことで、再び職を失い、知らない土地で孤独感を抱えながら専業主婦となったことなど、女性が社会復帰をすることの難しさを感じ、「何処へ行っても働けるようにしたい」という思いをもち、猛勉強の末、税理士の資格を取得し、その数年後には女性の社会的な地位向上などを目指し、女性スタッフのみの税理士事務所を立ち上げたことなどを語りました。

 いたくら参院選候補予定者は、税理士としての知識と自らの経験を活かし、理不尽な税金制度の是正、女性がもっと幅広く活躍できる社会への改革を訴え、支援を呼びかけました。

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 泉代表は、消費税で社会保障費を賄うために消費税率が上がった経緯があるにも関わらず、年金が下がり社会保障が充実しない昨今の現状に、「この30年で消費税が増えた分以上に(日本の)所得税・法人税収入が下がっている」と述べ、日本の税収入が増えていないことを指摘した。泉代表は、低所得者ほど税金への圧迫感や負担がかかっている現状であっても、中央目線・権力者目線・上から目線税政を進める与党を批判し、「皆さん、私たち立憲民主党はとにかく目線が違う。これをぜひ覚えていてください」と述べ、国民目線である立憲民主党への支援を訴えました。

 泉代表は最後に「皆さん、先ほど所得税、法人税、消費税の話をしたが、その税金の専門家が板倉さんだ」と、いたくら参院候補予定者が税理士であることの強みを訴え、「税を権力者の目線で皆さんから徴収する方で考えるのか、払う方の皆さんの税負担の方で考えるのか。もちろん板倉さんは、税を払う皆さんの側で、皆さんに寄り添って考える人ではないでしょうか」と語り、この税の専門家は栃木県にとって有益な存在だと訴えました。