参院選挙7日目の6月28日、神奈川県選挙区公認の水野もとこ候補は、神奈川県大和市の中央林間駅前で泉健太代表、阿部知子、後藤祐一、早稲田ゆき、太栄志各衆院議員、牧山ひろえ参院議員らと街頭演説を行いました。水野候補は、参院選に挑戦した思いなどを語りました。
宇宙航空分野の開発機関であるJAXAで28年働き、中学2年生と小学5年生を育てるシングルマザーの水野候補。この参院選挙に「皆さまの生活を、笑顔を守りたい。そして元気な産業、日本の未来を創りたい。そして子どもたちの未来に戦争のない社会を送りたい」と3つの思いで挑んでいると述べました。水野候補は、「政府・自民党は私たち国民をほとんど見ていない」と述べ、岸田総理が広島県出身で聞く力があることをアピールしていたにもかかわらず、6月21日から開かれた核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加をしようとしなかったことに疑問を呈しました。「広島県人は自分でお金を払ってオーストリアまで行って、核兵器がこんなに悲惨だから廃絶すると必死に訴えている。皆さん、岸田総理の聞く力はこの程度です。国民が物価高に困っていることもこの選挙に私たち立憲民主党が負けたら国民が許容しているとなってしまう。だから私たち立憲民主党は負けることはできない」と立憲民主党と自身への支援を呼びかけました。さらに水野候補は、「水野もとこ、必ずや子どもたちの未来を守る政治へと、そして皆さまの生活を守る政治へと、そしてもちろん国際法の専門家として、戦争が起きない社会を未来につなぐ、その責任を含めて私に担わせてください。水野もとこは政治家になりたくて挑戦しているわけではない。皆さまと同じく日々働きながら、『どうしてこうなるんだ』、『この政治を変えなければ子どもたちの未来も日本の官僚も崖っぷちになる』、『何とかしなければ、そのためには政治を変えなければならない』と感じている。だからこそ厳しいけど、思い切って、立憲民主党がしっかりしないと日本の未来はないからと立ち上がっています」と決意を述べました。
泉代表は、「私は枝野代表からこの立憲民主党代表を引継ぎました。しかし、この立憲民主党は次の世代ももっともっと成長しなければいけないと思っています。阿部知子さんや枝野さんがまっとうな政治、そして 支え合いの政治ということをここまで築き上げてきた。私はここで立憲民主党を廃らせるわけにはいかないと思っています。次世代がもっともっとその良さ、立憲民主党の素晴らしさを受け継いで、さらに皆さまに優しい、皆さまが主体の、生活が第一の立憲民主党を大きく伸ばしていきたいと思っています。どうか皆さま、やはりこの立憲民主党を今の政権に対抗する最大の勢力として、そして将来的に政権を担う勢力として、どうかどうかお育て頂けないでしょうか」と訴えました。水野候補については、「そのための大事な即戦力が水野もとこさんです。今やデジタル衛星技術は、わが国の将来においても重要です。デジタル人材が少ないと言われている。ウクライナ戦争を見てもわかるとおり、ウクライナはロシアから攻撃を受けた時、初動でイーロンマスクさんに要請をして、多くの衛星を使った通信の代替施設を手に入れました。これからは衛星技術は民間にも軍事にも使われていく。ルールを定めて平和な環境を守りながら、技術を高めていかなければいけません。水野さんは(宇宙航空分野の実務を経験してきた)即戦力です。どうか皆さん、残り期間、今日の皆さまの盛り上がりで、一緒になって勝利を勝ち取っていきましょう」と強く支援を呼びかけました。