秋田県選挙区から、立憲民主党の推薦を得て立候補している、ささゆりこ候補は6月28日、秋田県大仙市内で馬淵澄夫国会対策委員長とともに「国政で仕事をさせてほしい」と支援を求めました。無所属の寺田静参院議員も応援に駆けつけました。
「誰もが活躍する社会よりも、誰もがそこにあるだけで尊重される社会。これが私の目指す日本の姿です。出産時のトラブルで、重い障害を持って生まれ、2歳3カ月の短い生涯を閉じた息子を介護してきた私の経験からです」と、ささ候補は自らの経験に基づく思い述べました。また、「家族の誰かが障害を持つと、家族の生活は一変してしまう。そんな社会の在り方はやっぱり間違っている。困難な時でも、『大丈夫何とかなる』と思える社会にすることが政治の役割ではないか」と、求められる政治のあり方への強い思いを訴えました。
「物価高への対策、新たな事業の創出による地域活性化、子育て・教育、そして秋田県の一番の課題でもある少子高齢化対策。若い世代の人たちが秋田にいたい、秋田に戻りたい、秋田に行ってみたいと感じられる地域にすることが大事」と、取り組むべき課題を列挙しました。
「一人で出来ることは限られているが、今私は一人ではない。こんなに多くの方が集まって下さっています。どうか皆さんの力を貸してください」と支持を求めました。
馬淵澄夫国対委員長は、「まず皆さんにお伝えしたかったこと、それは最大にして唯一無二と言っていいほどの、この参院選の争点は物価高です。物価高対策です。まさに『物価高と戦う』。この先頭に立っていただく候補者を選んでいただきたい。それがささんゆりこさんです」と聴衆に向けて力強く訴えました。
さらに、馬淵国対委員長は、何も対策を打たない岸田政権に対し、「ガソリンの値下げ法案、小麦も含めた食料品に対する予算措置、そして最も分かりやすい、買い物をする時にメリットを感じることができる消費税減税法案、さらにインボイス廃止法案がある」と立憲民主党が掲げる物価高対策を強調し、「この選挙は、政権選択選挙ではないが、岸田総理に対してものをいう選挙。その先頭にささゆりこさんを立たせてほしい。皆さんの1票を託してほしい」と訴えました。
街頭活動終了後、秋田県の位置づけと候補者について記者から聞かれた馬淵国対委員長は、「全国32の1人区の中でも、3年前には議席を獲得することができた選挙区。本来は潜在力のあるところです。しかし残念ながら野党が分裂しているので厳しい選挙区であることは間違いない。本人は、弁理士として、ビジネス・経済がわかる方であり、また重い障害を持った子どもを育て、2歳3カ月で亡くしてしまった経験から社会保障、福祉の分野にも精通している。大変可能性のある候補者で、ともに国政で仕事をしたい」と述べ、しっかりと支援していく考えを述べました。