高木まり候補は参院選挙戦11日目の7月2日、埼玉県・JR大宮駅西口で開かれた七夕街頭演説会で、「動けば変わる国にしたい」と表明、「選挙という大切な機会に声を上げてほしい」と呼びかけました。
埼玉県連主催で行われた、参院選恒例の七夕街宣では、高木候補をはじめ、多くの議員が浴衣姿で参加。道行く人に呼びかけ、政治に向けた願いや国政への意見、また自らの願いを短冊に書いて笹に飾りつけました。
高木候補は、キャッチフレーズにもある「動けば変わる国にしたい」と話し、「皆さんが暮らしの中で困ったことがあり、『税金で変えないといけないよ』と思ったとき、声を上げたらその声で変わる政治でないといけないと思う。国政は、なかなか自分の1票では変わらないと思うから、みんなが声を上げなくなってしまう。それは残念なことで、みんなが声を上げなくなったら、民主主義でなくなってしまう。みんなが声を上げれば変わると思える政治にしないといけない。この選挙という大切な機会に声を上げてほしい」と呼びかけました。
世界的に物価高の中で、先進国で日本だけがこの30年近く賃金が上がらない、一人負けのような状態なのは政治の責任だと指摘。「反転攻勢していくために政治がやらなければいけないのは教育と、未来の技術への投資だ。明日、明後日、来年には儲かる話ではなく時間がかかるが、それを今やらなければいけない。子どもたちが家庭の経済状況によってどんな学びができるかが決まってしまう。教育費がかかるからと子どもを持つことさえあきらめている人がいる。そうではなく、経済状況に関係なく、子どもたちが学びたいと思ったら、学びたいことを学んで夢に向かってチャレンジして、社会に出ていける日本にしないと子どもたちは未来に希望が持てない」と、立憲民主党が掲げる「教育の無償化」の必要性を訴えました。
チャレンジができるためのベースには、年金や医療、介護、保育などのサービスが安心して受けられ、困ったときにはお互いさまで支え合える社会への転換が必要だと主張。最後にあらためて、「動けば変わる国にしていく。みんなが『おかしい』と思って声を上げたら、変われる国政にしていかなければいけない。皆さんの声を上げる大切な機会。動けば変わる、ぜひ皆さんの声を動かいてほしい。その声を受けて私、高木まりが動いて、変えていく」と述べました。
七夕街宣では、国会議員や自治体議員がリレー演説。小宮山泰子衆院議員(埼玉7区)は、「政治は議員だけが行うものではない。一人ひとりの思いを実現できる社会環境や、制度を作るのが政治の役割」だと指摘。高木候補が埼玉県議として活動する中、コロナ禍で医師数や病床数など医療格差を実感したことが今回の国政挑戦を決めた原動力の1つだと紹介しました。熊谷裕人参院議員は、子育て政策をはじめとする高木候補の市議、県議としての19年間の実績に言及、「生活すべてが政治につながっている。買い物をすれば消費税、働いていれば所得税を納める。意思表示をしてほしい」と支援を呼びかけました。自治体議員らも、高木候補の人柄や実績、行動力などをそれぞれアピール、現在埼玉県選挙区選出の参院議員7人全員が男性であることにも触れ、女性の声を届ける代弁者としても高木候補が国政に必要だと訴えました。