参院選最終日の7月5日、京都府選挙区では党公認の福山哲郎候補が京都市下京区の四条烏丸交差点で泉健太代表らと街頭演説を行いました。川西市の越田謙治郎市長、連合京都の廣岡和晃会長、山井和則衆院議員(登壇順)もマイクを握り最終日の訴えを行いました。

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 福山候補は冒頭、安倍元総理の急逝に触れ、「こんな理不尽なことを許してはいけない」「思想信条は安倍元総理とはまったく違うかもしれない。国会で何度もやりあった。でも日本国の総理を2度もやった人が暴力によって命を落とすことになった。こんなことがあって良いのか」「暴力では何も解決しない。それはウクライナの戦争が長くなっていることと同じだ」と訴えました。

 物価高に関連し、ラーメン屋の店主から、小麦の価格が上がってもラーメン屋なのでラーメンを作らないわけにはいかない。一方で、食用油も値上がりしたので唐揚げをやめたという話を聞いたことを取り上げ、「みんな苦労して毎日を過ごしている」「何もしない岸田総理に(対し)、福山哲郎に物を言わせていただきたい」と述べ、支援を求めました。

 さらに「足元は物価対策、中長期は子ども・学生・女性(政策)、長期的には気候変動。やらなければいけないこと、やらせていただきたいこと、自民党ではできないことが山ほどある」「京都のことは京都で決める」と訴え、立憲民主党が掲げる政策を改めて強調しました。

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 泉代表は冒頭、急逝した安倍元総理に哀悼の誠を捧げ、「こうした襲撃に日本の民主主義は屈していいのか、テロに屈していいのか、言論の自由、今こそわれわれ政治家が先頭に立たなければならない」との多くの皆さんの声を受け、「重大な決意を覚悟を持って立たせていただいている」「これからも一緒に民主主義を、平和な世の中を、社会を守ろうじゃありませんか」と呼びかけました。

 今回の選挙の争点が「物価高」「岸田インフレ」になったことについて、岸田総理と日銀の黒田総裁がまったく国民を向いていなかったと指摘。「われわれが争点とした」と述べました。

 また、核共有について、世界で核の競争と危機を高めることになると指摘。「まったくおかしい政策。核拡散を進めて何の得があるのか。それをいま言っているのが維新や自民党の一部」「日本社会が力を割くべきではない。安全保障が大事なら、この国の子どもたち、教育、人口減少の問題に力を入れる。それに取り組む政権を作ろう」と訴えました。

 福山候補について「一番国会で闘う議席」だとして、「皆さまに取り戻していただきたい」と述べ、改めて幅広い支援を求めました。

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