泉健太代表は8月30日、7月に着任した尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日韓国大使の表敬訪問を党本部で受けました。面談には、西村智奈美代表代行、逢󠄀坂誠二代表代行、岡田克也幹事長、日韓議連副幹事長の中川正春衆院議員が出席しました。
泉代表は、日本に留学経験があり、日本に詳しい尹大使の着任を歓迎し、「両国の関係改善のためにお力をいただきたい」とあいさつしました。また、元徴用工問題、EEZ内で活動する海上保安庁の測量船に向けた韓国海洋警察庁からの中止要請等を取り上げた上で、「日韓関係のさまざまな懸案を乗り越えて、より安定して強固で、平和的な関係を構築していくことが大事。一つひとつ解決していき、次の時代にもよいに日韓関係を残してまいりたい」と話しました。
尹大使は尹錫悦大統領から、大使に任命されるにあたり、一日も早く日韓関係が良かった時代に戻してほしいと要請されたことを明かし、両国の関係改善のために力を尽くしたいとあいさつしました。また、8月15日の光復節の式典で尹大統が、日本は自由への脅威に対し、力を合わせて立ち向かわなければいけない隣人であると演説したことを紹介し、「新しい韓国政府は日韓関係改善に強い意志を示している」と強調しました。
会談では、元徴用工問題の状況、韓国の政治状況、北朝鮮のミサイル・核問題、統一教会問題等について意見交換し、今後も交流を続けていくことで一致しました。