岡田克也幹事長は9月27日、国会内で記者会見を行い、(1)安倍元総理の国葬(2)日中関係―――について発言しました。

(1)安倍元総理の国葬について、岡田幹事長は、執行役員は全員が欠席、その他の国会議員はそれぞれの判断に委ねる立憲民主党の方針を確認し、哀悼の意を表しました。

(2)日中国交正常化50周年については、「大事な隣国、中国の変化を30年近く見てきた。習近平体制は大国主義、従来とは違う立場」と指摘し、「安全保障の面でも、日本にとっては、大変厳しい状況が生まれている。同時に、経済面では相互依存の関係にある。日中関係を安定で平和な関係にするかは日本外交にとって最大のテーマ。取り組んでいきたい」と述べました。

 記者から、防衛費増加について立憲民主党として適正規模がどれぐらいか問われ、岡田幹事長は、「積み上げだ。その結果どういうことになるか、どのぐらいの金額になるかということであって、その作業はこれから行っていく」と述べました。

 また、記者から統一教会問題を追及する国会にするのかと問われ、岡田幹事長は、「徐々に明らかになってきているが、日本の政治そのものに相当影響を及ぼしていた可能性もある」と述べ、被害者の救済等の前提として、「今までどういうことがあったのかを明確にすべき」と述べました。