泉健太代表と岡田克也幹事長は第210回臨時国会最終日の12月10日、日本維新の会の馬場代表、藤田幹事長らと国会内で会談しました。会談終了後、泉代表が臨時国会の振り返りと維新の会の会談について記者団からの取材に応じました。

 臨時国会を振り返り、旧統一教会被害者救済法案や感染症法案など与野党協議に持ち込み修正を得ることができたことをあげ「大変大きな成果を出すことができた」と述べました。被害者救済法案について、「法案の影も形もないところからスタートして質問権の行使も全くないところからのスタートでしたけど、われわれが国会に被害者を招いて弁護士を招いて問題点を明らかにすることで大きな力をつけて、そして、国民のために仕事をすることができた」と話しました。

 維新の会との会談については、「大変良い成果を出すことができたと認識を共有した」と述べました。野党第1党である立憲民主党の役割は野党の力の最大化だとし、「その意味で維新の皆さんにさまざまな項目で政策合意を得て、共に取り組むことができたというのは、われわれにとっても大きかったですし、維新自身も成果を得ることができたという話でした」と振り返りました。
 また通常国会に向けても、「安住国対委員長そして遠藤国対委員長で今後の話し合いを続けながら、政策項目を含めて幹事長などにも上げていくという取り組みをこの年末年始も続けながら通常国会にあたっていきたい」と話しました。

 維新と連携したことの具体的な成果を記者団から問われると、「10増10減もあれば、国会改革の法案もあれば子ども若者政策についても総合的な法案を国会に提出したということもありました。子どもの置き去り事故、これに対しても全額補助という成果を出すことができた。当然ながら統一教会の問題、また文書通信費(調査研究広報滞在費)の問題等そういったところで政策は全て形にし、そして実現をさせるももあったということはそれぞれの党単独ではできなかったことだ」と述べました。通常国会に向けては、「8項目の中でも法案を出したけど実現していない国会法改正案がありますし、行政改革等一緒に取り組めるものはあるのではないか」と示しました。

20221210_171134-_01.jpg