立憲民主党は3月2日、泉「次の内閣」第20回閣議を国会内で開催しました。

 泉健太代表は冒頭、林外相が国会日程を優先するためとしてG20を欠席したことについて、G20の日程は昨年末には決定しており、「外交日程や国会日程の運びで政府・与党間の連携が機能していない」と批判しました。

 また、旧統一教会が、特定の宗教と議員との関係を調査しないよう求める陳情書や要望書を少なくとも30都道府県の101議会に提出していた問題について泉代表は、「自民党と(旧統一教会との)濃い関係が続いてきて、さまさまな影響力が残りまだまだ関係が切れていない。これから統一地方選に向けても国民の皆さまと共有していきたい」と訴えました。

■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り

(1)【報告事項】内閣提出法案「関税定率法等の一部を改正する法律案」(B法案)について、政調三役会議で賛成となったことが報告された。

(2)【報告事項】立憲民主党・日本維新の会議員立法「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案(正当な理由なく国会に登院しない議員の歳費の一部不支給)」について、政治改革本部で賛成を決定し、本日参議院に提出したことが報告された。

(3)【報告事項】生殖補助医療PTより「生殖補助医療議連からの宿題に対する党の対応」について、説明がなされた。

(4)【報告事項】旧統一教会被害対策本部より、明日、被害救済法に関する緊急申し入れを行う予定であるとの報告がなされた。

(5)【報告事項】防衛費43兆円の検証について、来週にも次の内閣で議論を行いたいとの報告がなされた。

(6)【審査事項】立憲民主党政策「立憲民主党「もっと良い学びなおしビジョン」(案)」について、その内容が了承された。

(7)【審査事項】立憲民主党議員立法「内閣提出「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」の対案」について、議員立法登録することが了承された。

(8)【審査事項】立憲民主党議員立法「低所得である子育て世帯に対する緊急の支援に関する法律案(仮称)」について、議員立法登録することが了承された。