統一地方自治体選挙に向けて党自治体議員ネットワーク(代表・遊佐美由紀宮城県議)が取りまとめた共通政策「立憲ボトムアップビジョン2023」。地域の課題解決と、国政とをどうつなげていくか。各政策分野のとりまとめを担当した自治体議員に思いを寄せてもらいました。

食の安全保障が不可欠~第一次産業に従事するすべての方々に戸別所得補償を~

 全国の仲間の皆さん。「立憲ボトムアップビジョン2023」の「農林水産・環境」を担当しました、栃木県議の松井正一です。立憲民主党自治体議員ネットワークで副代表をしています。

 まずは、この度の政策作成にあたり、熊本県議の西聖一議員との出会いに感謝いたします。

 自民党の大規模効率化農業に対し、立憲民主党は規模に関係ない農林水産業従事者の戸別所得補償を行い、将来的な食糧自給率の向上を目指す適地適作型農業であるとの結論付けを行い、全国の仲間の意見も参考に素晴らしい政策に書き上げることが出来ました。

 食の安全保障は重要です。ロシアによるウクライナ侵攻が収まりませんが、日本の食料事情は申すまでもなく輸入依存です。いつ兵糧攻めに会うかわからない国際情勢の中で、国内での食料確保を推進すべきです。そうした意味で、立憲民主党の農林水産業は現場主義。そして、将来を見据えての政策です。食の安全保障の確立に必要な項目を羅列していると思いますので、全国の仲間の皆さん、当てはまる項目を参考にしながら、是非ともあなたの地域から農林水産業の将来に光を当ててください。春の統一選、共に頑張りましょう。