立憲民主党は3月23日、泉「次の内閣」第24回閣議を国会内で開催しました。
あいさつで泉健太代表は、本日からスタートした統一地方自治体選挙について、「まずは知選挙からの1カ月が始まった。新人も含め、われわれの仲間たち940人ほどがチャレンジする。全員当選に向けて皆さんと力を合わせていきたい」と決意を述べました。
3月22日に政府が発表した追加の物価高騰対策に関しては、「予備費は選挙対策のバラマキのためにあるわけではない」と指摘し、政府の対策の遅さや給付金の対象の狭さを指摘しました。
泉代表は、低所得世帯への給付は住民税非課税世帯だけの狭い範囲ではなくワーキングプア層までも含めるべきと要求してきたことや、5兆円もの予備費は財政民主主義に反すると追及してきたことなどこれまでの立憲民主党の主張を挙げ、「こういう形で予備費が使われる状態では、この国の予算の在り方を問うべき時が来ていると言わざるを得ない。我々が立ち上がり新しい政治を進めていこう」とNC大臣らに檄を飛ばしました。
■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り
(1)【報告事項】内閣提出法案「仲裁法の一部を改正する法律案」、「調停による国際的な和解合意に関する国際連合条約の実施に関する法律案」、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」(すべてB法案)について、政調三役会議で審査の結果、賛成となったことが報告された
(2)【審査事項】立憲民主党政策「もっと良い「教職員の働き方改革!」」(以下、添付参照)について、その内容が了承された。
(3)【審査事項】内閣提出法案「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」について、反対することが了承された。
(4)【審査事項】内閣提出法案「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」について、賛成することが了承された。
(5)【審査事項】 内閣提出法案「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案(GX推進法案)」について、反対することが了承された(部門会議ではNC大臣・政調会長に一任されたが、次の内閣で反対を決定した)。
(6)【審査事項】立憲民主党議員立法「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律等の一部を改正する法律案」について、賛成することが了承された。
(7)【審査事項】立憲民主党議員立法「インターネット投票の導入の推進に関する法律案」について、法案登録することが了承された。
(8)【審査事項】立憲民主党議員立法「地方自治法の一部を改正する法律案(地方議会における本会議へのオンライン出席を可能とする法案)」について、法案登録することが了承された。
(9)【審査事項】立憲民主党議員立法「学校給食法の一部を改正する法律案」について、法案登録することが了承された。
(10)【審査事項】超党派議員立法「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案」について、法案登録することが了承された。