立憲民主党は6月5日、野田「次の内閣」第26回閣議を国会内で開催しました。
冒頭のあいさつで野田佳彦代表は、厚生労働省が同日に発表した4月の毎月勤労統計調査の速報値において、実質賃金が前年同月比でマイナス1.8%と4カ月連続のマイナスだったことを受け、「春闘のご奮闘で賃金も上がる傾向にはあるものの、それ以上に物価の上昇率が大きい」と指摘しました。また、総務省が発表した東京23区の5月の消費者物価指数も前年同月比で3.6%上昇したことも踏まえ、「依然としてコメも含めて食料品の値上がりが深刻」との認識を示し、「物価高から、あなたを守り抜く」を参院選のスローガンにしたことについて「間違いではなかった」と力を込めました。
1.報告事項
【政治改革推進本部報告】
1.被選挙権年齢引き下げ法案(公職選挙法及び地方自治法の一部を改正する法律案) 《了承》
【議員立法登録】
2.再審法改正案(刑事訴訟法の一部を改正する法律案) 《登録了承》
2.協議事項
【議員立法審査】
1.再審法改正案(刑事訴訟法の一部を改正する法律案) 《賛成》
2.特定空襲等被害者に対する一時金の支給に関する法律案 《賛成》
3.租特透明化法改正案(租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律及び地方税法の一部を改正する法律案) 《賛成》
4.衆議院の解散に係る手続等に関する法律案 《賛成》
【閣法審査】
5.承認案件「外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件」 《賛成》
【決算審査】
6.令和5(2023)年度決算等
(1)令和五年度一般会計歳入歳出決算、令和五年度特別会計歳入歳出決算、令和五年度国税収納金整理資金受払計算書、令和五年度政府関係機関決算書 《反対》
(2)令和五年度国有財産増減及び現在額総計算書 《反対》
(3)令和五年度国有財産無償貸付状況総計算書 《賛成》
(4)令和五年度決算に係る警告決議案・措置要求決議案・会計検査院への検査要請案 《賛成》
【WT設置】
7.金融所得・資産の把握と負担の在り方検討WT 《了承》
【選挙政策】
8.参議院政策パンフについて 《代表・政調会長に一任》
