泉健太代表は4月22日、衆院千葉5区補選の矢崎けんたろう候補の応援演説を行った後、千葉・浦安駅前で記者団の取材に応じました。
衆参補欠選挙最終日にあたって選挙戦の手応えを問われ、「最終盤、本当に強い追い上げの気運が盛り上がってきたと思っています。激戦で、残り数時間も、片時も手を抜くことなく、気を抜くことなく最大限票を伸ばしていきたい」と語りました。
明日の投票日に有権者に何を共有してほしいか。自民政権の現状を踏まえて、どう対処してほしいかとの記者の問いには、「千葉5区は自民党議員の不祥事による補欠選挙ですから、政治を正す意味で、矢崎けんたろうを選んでいただきたい」と強調。また、「全国各地で地方の衰退が大きな問題になっています。人口減少もそうです。地方の活性化のためには予算の使い方を変えていかなければいけない。防衛費偏重になっている今の岸田政権を変えるため(衆参補欠選挙は)大事な機会です。有権者の皆さんにはこのことを判断していただきたい」との旨を述べました。
衆院千葉5区補選では野党が乱立し野党の票が割れるのではないかと言われたなかで接戦という調査結果をどう見るか問われたのに対しては、「有権者の皆さまが状況を踏まえて、 誰を勝たせるべきなのか、結果的に誰が勝ってしまうのかというところをさまざまに考えていただいていると思います。自民党議員の不祥事から始まった選挙で、また自民党が議席を得てしまっては選挙の意味をなさない。もったいないことになると思いますから、結果を出すために立憲民主党に票を託したい、矢崎健太郎に票を集めたい、そういう有権者の皆さんの一定の動きがあるのではないかと思います」と語りました。
各地の補欠選挙で接戦と伝えられていることを踏まえ、接戦ということはそれだけ岸田政権に対する批判的な声もあるとの見方もできるが各地での手応えはあるかとの問いには「あります」とコメント。「地域では生活が厳しい、物価高で大変です。賃上げはそれほどでもないといった声をたくさんいただいた。にもかかわらず、岸田政権の作った予算は、子ども関連予算もごくわずかの伸びでしかない。総理のおっしゃっていることと、実際の行っている政治に違いがありすぎるということで徐々にその批判は高まってきたと実感しています」と語りました。
立憲民主党が、その批判的な声の受け皿になるという手ごえに関する問いには「手応えはあります。一方でこの千葉で野党が林立しているという状況ですので、その中で立憲民主党に期待が集まればと思います」と述べました。