立憲民主党は7月4日、国会内で第80回常任幹事会を開催しました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、明日衆議院で閉会中審査が行われ、マイナンバーカードについての議論され、党からは長妻昭政調会長、西村智奈美代表代行、坂本祐之輔議員が質問に立つことになると述べました。マイナンバーをめぐるトラブルが続出するなか、立憲民主党は健康保険証をきちんと残すべきだと全国で訴えていきたいと思っているとして、「国民の皆さんの利益になることですから、皆さんと一緒に運動を広げていきたい」と語りました。
また、東京電力福島第一原子力発電所の処理水をめぐり、海洋放出の安全性評価などを盛り込んだIAEAの包括報告書を受けて政府が放出を判断する方針である点について、2015年時点で政府は「理解なくして放出はしない」としていたことを踏まえ、漁連も含めた県民・国民への説明をもっと丁寧にやらなければならないと指摘。「そういった手続きを踏まないのは誤りである」と語りました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は(1)国民運動局の設置(2)農林水産キャラバン2023――等について報告しました。
<代表代行・ジェンダー平等推進本部長>
西村智奈美代表代行・ジェンダー平等推進本部長は、全国女性キャラバンを7月10日からスタートさせ、同日は東京・有楽町で出発式を行うと報告しました。
<政務調査会長>
長妻昭政務調査会長は農林水産キャラバン2023を実施し、全国で農山漁村の視察や集会などを行っていくと報告しました。
3.協議・議決事項
<幹事長>
岡田幹事長は、徳永久志氏に対する党規約及び倫理規則の適用倫理に係る党規約及び倫理規則の適用について提議し、協議の結果議決しました。
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(2)第50回衆議院選挙における候補者の公認内定の辞退――について提議し、協議の結果議決しました。
衆院群馬3区に長谷川嘉一総支部長、衆院岐阜5区に眞野哲総支部長、衆院大阪15区に松浦武志総支部長が公認内定しました。