立憲民主党は6月3日、国会内で第128回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った野田佳彦代表は、長嶋茂雄さんが逝去された件について触れ、「戦後のスターの中のスターだったと思うし、現役時代のみならず、指導者になってからも、明るい雰囲気を分け与えてくださった。夢を与え続けていただいたことに感謝しながら、心から哀悼の誠を捧げたい」と述べました。
そして、2つの真偽不明な記事を読んで驚いたとし、「1つは、不信任案提出なら衆院解散という記事。もしもそんなことを考えているとすれば、政治空白を作ってもよいと政府・与党が考えていることになる。適時適切に判断すると言い続けてきたが、もしそれが本当であれば、一つの判断材料になろうかと思う」と力を込めました。
野田代表は、もう1つの真偽不明として、皇位継承について結論を先送りしたという報道が流れている点を挙げ、「われわれは立法府の総意をまとめるための努力をしていこうというときに、誰が結論先送りを勝手に決めたのか。これはしっかり明らかにしなければならない」と述べました。
2.報告・承認事項
<代表代行(つながる本部長代理・ジェンダー平等推進本部長・広報本部長兼務)>
辻元清美代表代行は、参院選「ボランティアセンター」設置について報告しました。
<代表代行(党務総括/政治改革推進本部長)>
大串博志代表代行は(1)「公職選挙法及び地方自治法の一部を改正する法律案(被選挙権年齢引下げ法案)」について報告しました。
<選挙対策委員長>
大串選挙対策委員長は和歌山県知事選挙の結果について報告しました。
<政務調査会長>
重徳和彦政務調査会長は『次の内閣』閣議審査結果 (第24回・第25回) 等について報告しました。
<組織委員長>
佐藤公治組織委員長は参議院総支部の設立について報告しました。
20250603_第128回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
<安定的な皇位継承に関する検討本部>
馬淵澄夫本部長は、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」について報告しました。
3.協議・議決事項
大串選対委員長は(1)第27回参議院選挙に向けた選挙区候補者の推薦(2)第27回参議院選挙における候補者の公認決定(3)東京都議会議員選挙における候補者の公認辞退――について報告しました。
第27回参議院選挙に向けた候補者の推薦内定 沖縄県選挙区 高良沙哉
20250603第128回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf