岡田克也幹事長は7月17日、静岡3区総支部長の小山展弘衆院議員と磐田市内で街頭演説を行いました。

 小山衆院議員は自身の政治姿勢に言及し、二宮尊徳の「報徳思想」に触れつつ、「自分は報徳立国」を訴えていると強調しました。その上で、日本維新の会とは特に「カジノについて考え方が違う」と述べました。

 小山議員は「カジノの本質は賭博」であり、「参加した人の所得が移動するだけで、何の付加価値も生まれない」と指摘。製造業、農業、商業などは「私たちが働くことによって付加価値が生まれ、それが利益になっていく」と述べ、「賭博によっては経済は成長していきません」と訴えました。

 その上で、「身を切る改革」の名のもとに、「身を切りすぎて、行政を切りすぎて、保健所を切りすぎて、行政を市場競争だけにまかせれば、社会は壊れてしまう」と指摘。国内の貧困や過剰な格差を克服しつつ、文化や研究・学問・技術を高め、心の豊かさを感じられるとともに、これらをもとに持続可能な成長をできる「富国有徳」の国をつくっていきたいと熱く訴えました。

 岡田幹事長は、日本の維新の会は健康保険証を来年秋に廃止する法案に賛成したとして、「農業のエキスパート、災害対策にも詳しく、国民健康生活を守る小山さんを応援してほしい」と熱く訴えました。