泉健太代表は7月25日、来日した欧州議会外務委員会(日本・台湾ミッション)一行と議員会館で懇談を行いました。訪問団は外務委員会副委員長のウルマス・パエト議員(エストニアの元外務大臣)が団長をつとめ、7カ国から8人の議員と政党グループスタッフ、外務委員会事務局で構成されています。

 泉代表はあいさつで、ロシアによるウクライナ侵攻について、野党第一党としても「ロシアの即時撤退、そして停戦、ロシアがウクライナに対して賠償をして、ウクライナに再び平和を取り戻すことを訴えている」と述べました。

 また、EUと台湾が密接な関係を築いていることを取り上げ、「日本にとって、台湾の平和と安定は非常に地域的にも大事な問題であると認識している。自由で民主的な体制が各国で守られてこそ、人間の安全保障というものが達せられる」と述べました。さらに、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなっていることに触れ、「EU議会の皆さまと自由と民主主義をお互いに守る立場として、より深く経済的な課題やこの体制を守って行くために取り組んで行きたい」と話しました。

 懇談では、ウクライナへの支援の在り方、停戦・撤退の手順、中国との関係、台湾問題、与党との安全保障政策の近い、立憲民主党の立ち位置等について意見交換しました。立憲民主党から、渡辺周外交・安全保障戦略PT会長代行、源馬謙太郎国際局長、塩村あやか国際局副局長、羽田次郎、水野素子両参院議員が同席しました。

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