立憲民主党東京16区総支部は8月27日、柴田かつゆき総支部長を中心に、西葛西駅で「全国女性キャラバン」街頭演説会を開催し、打越さく良参院議員、竹井庸子東京都議、笹本尚区議会議員、滝沢やすこ区議会議員が応援にかけつけました。

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 「命を守る弁護士」とのタスキをかけた柴田総支部長は、弁護士は、人のトラブルや不幸を扱う仕事、命の危険にさらされている人や自ら死を選ぼうとする人に会うこともある、日本の政治をもっとよくし、悩みの原因を取り除いて、命を守る政策を進めたいと、政治家を志した思いを力強く語りました。

 「私がめざすのは、勝ち組だけが元気な国ではなく、すべての人が元気な国。そのために、弱い人、貧しい人、病気や障害を負った人、少数者やマイノリティの方々が、暗い気持ちにならずに生きていけるサポートをするのが政治の役割。女性は、今までの日本の社会では最も人数の多いマイノリティだった。マイノリティが生きやすい社会は、誰にとっても生きやすい社会。そんな社会のために全力を尽くしたい」と言葉を強めました。

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 柴田総支部長とは弁護士仲間である打越参院議員は、「私も柴田さんも、DV被害者の支援・救済などをしてきた。女性が仕事をやめて子育てをし、その後は非正規の仕事にしかつけないと、収入で夫に頼らざるを得なくなり、夫は暴力をふるっても自分の言うことを聞けとなることが多い。女性が働きやすく、尊厳をもって暮らしていけるような賃金体系が必要」と語りました。

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 竹井都議は、男性が夜中まで働く男性中心の社会の枠組みは、女性リーダーが増えにくいだけでなく、男性にとってももったいない話だと語りました。「夫は単身赴任が多く、子どもが一番かわいく手がかかるときに家にいなかった。できることがどんどん増えていく時期に、その場に立ち会えたのは私だけだった。これは男性から見てもとても残念ではないか」

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 笹本尚・江戸川区議会議員は、江戸川区で活躍する女性3名を紹介しました。オリンピックでの活躍を期待されている水泳選手・池江璃花子さん、江戸川区花火大会をプロデュースする鍵屋15代目当主・天野安喜子さん、児童相談所の常勤弁護士を経て江戸川区初の女性副区長に任命された船崎まみさんについて語り、女性の活躍にエールを送りました。

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 滝沢議員は、江戸川区において、教育委員は男女2名ずつ、農業委員に女性が入り、立憲民主党/国民民主党でも男女半々になったなど、男性ばかりが壇上に並んでいた景色が少しずつ変わろうとしている状況を紹介。いろんな立場の人が自由に、押さえつけられずに意見を言える社会にすることの重要性を述べました。

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 司会は、4月の統一地方選で江戸川区議にチャレンジした七崎りょうすけさんが務めました。