党災害・緊急事態局の森山浩行局長(衆院議員)、渡辺創事務局長(同)は9月15日、台風13号や台風13号から変わった熱帯低気圧による豪雨で被害を受けた福島県いわき市を訪れ、市役所での状況説明、意見交換を行ったほか、被害を受けた現地の状況を詳しく視察しました。この視察には、党福島県連代表の金子恵美衆院議員、地元選出の古市三久福島県議会議員が同行しました。

 一行はまず、4年前の2019年の台風19号で大きな被害を受けたいわき市内の復旧状況を確認した後、いわき市役所を訪問。内田広之市長、市の危機管理部より、今回の豪雨災害の被害、復旧状況や今後の課題等について、状況説明を受けました。

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 続いて一行は、内郷内町、内郷宮町等の被災現場を訪問し、被災した方々から当日の状況や生活の現状について詳しく話を伺いました。内郷第二中学校では、避難した人もいた体育館が浸水した状況について、校長や関係者から話を伺い、浸水被害を受けた宮小学校でも、状況を詳しく視察しました。更に、大きな浸水被害を受けた国宝の白水阿弥陀堂も訪問しました。

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 その場で記者団の取材に応じた森山災害・緊急事態局局長は、いわき市長をはじめ現場の方々から、災害廃棄物の処理の問題、ボランティア不足の問題などに加えて、短時間に狭い範囲で集中的に降雨があった結果、大きな被害が出ても国の制度が見合っておらず、対応しきれない問題などについて要望を受けたとし、今後、各省庁ともしっかり協議し、対応していく旨の決意が述べられました。