立憲民主党は9月27日、「農林水産キャラバン2023」(座長・田名部匡代参院幹事長)で、田名部参院議員はじめ、元参院副議長・元農林水産大臣の郡司彰特別顧問と谷田川元衆院議員が千葉県銚子市、旭市、匝瑳市を訪問しました。(写真は、銚子市にある第3卸売市場で水揚げした魚等を販売する準備する様子を視察)
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このキャラバンは、全国各地の農業現場を訪問し、各地で得た地域の声を党の農林水産政策に反映させ、地域と一緒に新しい農林水産政策を作っていく取り組みです。今回は漁協やJA、食肉公社、営農組合を訪れ、漁業、農業、畜産などの従事者の声を聴き、意見交換を行いました。
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最初に訪れた12年連続水揚げ日本一の銚子市漁業協同組合では、アルプス処理水放水による風評被害はほとんどないことが報告され、人手不足、重油価格の高騰、補助金手続の煩雑さ等の問題について意見交換を行いました。
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その後、旭市ではJAちばみどりの営農センター旭フレッシュグリーンを視察し、JAちばみどり旭本店で農業関係者と意見交換を行いました。意見交換では、補助金の使いづらさや後継者不足の課題等が話されました。
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田名部議員は、「消費者自身に日本の今の食料事情がどうなっているのか、(食料があって)当たり前ではないということを知ってもらう必要がある、農家の問題ではなく私たちの問題だということを共有したい」と話しました。また、岸田総理が食料安全保障や自給率が大事だと述べていても「予算は何にも増えていません」と指摘。「どうやって若い人たちにこの土地を継いでもらい、日本に食料供給してもらうか、世界にもしっかり届けて、これでどうやって儲けているのかということを本気で考えなきければいけない時にきている」と危機感を示しました。
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旭市鎌数では、株式会社千葉県食肉公社で畜産関係者と意見交換をしました。電気料金の高騰、BSEの規制管理の緩和、と畜処理業への外国人労働者就業の規制緩和等が要望されました。
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匝瑳市では、栄営農組合を訪れ、ライスセンター乾燥調整施設を視察後、意見交換を行いました。農家を辞める人が多いこと、農業に新規参入するとしても機械の購入費用があまりに高いことなど切実な声が寄せられました。今日の視察や意見交換を通して谷田川衆院議員は、「いただいた声を踏まえて農林水産省にしっかり伝える」と話しました。
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