泉健太代表は4月15日、門前仲町駅前で開催した街頭演説会に参加。酒井なつみ・東京15区総支部長とともに「まっとうな政治へ変える」と訴えました。

 泉代表は、16日に告示を迎える衆院補欠選挙(28日投開票)が行われる意味合いとして、自民党の裏金問題について、国民が「許すのか許さないのか」、しっかりと選んでもらう国政選挙だと強調しました。

 その上で、裏金問題の実態が解明されないまま、岸田総理が過去のものとして逃げ切ろうとしていると指摘し、「今回の補欠選挙で岸田総理が悔しがるような結果にならなければ、『政治改革はこんなもんでいい』『国民の怒りなんてこんなもん』と思ってしまう。東京15区、島根1区、長崎3区を立憲民主党が勝利することになれば、政治改革の後押しになる」と訴えました。

 また、東京15区は多くの有名人が立候補を予定しており、なかでも小池百合子都知事が特別顧問を務め、自身も副代表である「ファーストの会」が推薦する無所属で出馬予定の乙武洋匡氏に対して、自民の推薦話が持ち上がっていたこともあり、「与党か野党かはっきりしなければ国政でどんな立場に立つのか。あとで(選挙後)自民党と連携することになれば、民意に背くことになる」と語気を強めました。

 酒井総支部長については、助産師の資格を持つ国会議員がいないことに触れ、「まだまだ女性の健康問題が本当の意味で中心課題とされていない。ようやく更年期障害が日本の経済に損失となる調査が出されるようになってきた。女性への適正な評価が行われるような社会にしなければならない」とし、酒井総支部長が持つ特性を国政で発揮してもらいたいと述べました。

 酒井総支部長は、「看護師・助産師としての12年間のバックボーンに基づき、区議会議員として皆さんに育てて支えていただきながら行政に皆さんの声を届けてきた。この経験をしっかり活かして国政で働かせていただきたい」「利権やカネの力で動く政治ではなく、国民の声を受け止めて動く政治に全力で取り組みたい」と述べました。

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