立憲民主党は4月18日、泉「次の内閣」第57回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで泉健太代表は、17日深夜に発生した豊後水道を震源とする地震で被災した方々へのお見舞いを申し上げ、余震もあることから、引き続き注視していきたいと述べました。

 自民党から「漏れ聞こえる」政治改革案については、政策活動費の廃止、企業・団体献金の禁止、政治資金パーティーの禁止などが「軒並み先送りされた」と批判。「裏金問題を起こし、処分もうやむやのまま、自民党が出す案には中身がない。自民党案は全く期待できないと国民の皆さんに伝えなければいけない」と、自民党の姿勢を厳しく断じました。

 さらに自民党は、「改革案を出すという触れ込みだけで補欠選挙を戦おうとしている」として、「そうした嘘を暴かなければならない。特に島根で戦う相手は非常に強く、権力を持つ候補者だ。立憲民主党として総力を挙げて3つの補選を戦うことを誓う」との決意を表明しました。

1. 審査事項

【内閣提出法案審査】

(1)銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案 《賛成》
(2)情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るためのデジタル社会形成基本法等の一部を改正する法律案 《一任》
(3)放送法の一部を改正する法律案 《賛成》
(4)学校教育法の一部を改正する法律案 《賛成》

【内閣提出法案への修正案審査】

(5)育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び次世代育成支援対策推進法の一部を改正する法律案 《修正案に賛成》

2. その他(部門からの報告等)

【一任結果報告】

(1)食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案 《反対》
(2)広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律の一部を改正する法律案 《賛成》
(3)風力発電設備の設置等による電波の伝搬障害を回避し電波を用いた自衛隊等の円滑かつ安全な活動を確保するための措置に関する法律案 《賛成》
(4)特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案 《賛成》