衆院補欠選挙の投開票日となった4月28日、裏金問題を受け自民党が候補者擁立を見送り、野党候補者2人の争いとなった衆院長崎3区の補欠選挙は、「選挙区勝利」を目指し衆院比例議席を辞して立候補した立憲民主党公認の山田勝彦候補が圧倒的大差で当選を確実にしました。

 午後8時に当選確実を報じられた山田候補は、事務所に集まった仲間の皆さんに対し、「この戦いは、私の戦いではなく、私たちの戦い」であったと選挙戦をふり返り、謝意を表明しました。

 また、自民党の裏金問題を契機に、この補欠選挙が実施されたことを踏まえ、「有権者の皆さまが政治に対する失望、不信を本当に抱いていらっしゃった」と述べました。さらに、辞職した自民党議員を念頭に「(前回の衆院選で自身が)負けている、その『けじめ』をつけなければならない、という思いでこの選挙に挑みました」と述べ、裏金政治への「けじめ」だけでなく、(前回、選挙区で負けた)自身への「けじめ」だったと選挙戦をふり返りました。

 その上で、「自覚と責任と、やらなければならないこと、ようやくスタートラインに立った」として、「国会に戻って、真の政治改革を進める」と強調。前回の衆院選では、(辞職した)自民党議員からの「世代交代」を訴えたが、来るべき衆院解散総選挙では「政権交代を訴えて皆さんと戦いたい」と述べました。

 最後に、長崎県の離島振興の問題、人口減少の問題など、さまざまな地域の課題に対して、「国会で誰よりも誰よりも、現場主義で、現場の声を大切にしながら必要な政策を訴え続けたいと思っております」と述べ、来るべき政権交代に向けた熱い決意を表明しました。

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